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BACK NUMBER #155 2008.7.3 O.A.

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横浜ベイスターズ再建へ トレード入団した新戦力に密着!
低迷が続く横浜ベイスターズ。その危機を救うべく、2人の新戦力が加わった。かつて、原巨人日本一に貢献した若き右腕、真田祐貴26歳。そして「サイレントK」の異名を持つ、石井裕也27歳である。

2001年、次世代エース候補として巨人に入団した真田は得意のスライダーとシュートを武器に6勝を挙げ、順風満帆なプロ生活のスタートを切った。しかし翌年、右肩を故障したことをきっかけに真田の名は1軍から消える。巨人から横浜へのトレードを通告された日、ついに一軍復帰という思いは叶わなかったが、真田は前向きだった。彼にとって「野球を続けられることが支え」なのだ。

6月17日、千葉ロッテ戦で真田に登板のチャンスが訪れた。真田は2回を無失点に抑え、首脳陣の信頼を勝ち取る。そして真田が初登板を果たしたその日、横浜にもう一人の新戦力が加わった。2004年に中日に入団後1年目から活躍するが、投手陣の層の厚さゆえ4年目にして横浜にトレードになった石井裕也だ。

石井は先天性の感音性難聴で、生まれつき左耳がほとんど聞こえず、右耳につけた補聴器でわずかに音を拾っている。野球は耳が不自由な者にとって厳しいスポーツと言われているが、石井は人並み以上の洞察力でカバーしている。高校3年の夏、神奈川県横浜商校のエースとしてマウンドに立った石井は5試合で37個の三振を奪い「サイレントK」と呼ばれるようになった。

6月21日、パリーグ首位の西武との戦いで、横浜は移籍したばかりの石井を初のマウンドに送る。石井の好投は劣勢だった試合の流れを大きく変え、横浜を今シーズン初となる本拠地でのサヨナラ勝ちに導いた。

トレードという新たな現実を前向きにとらえる真田と石井。ふたりの新戦力はベイスターズの救世主となれるのか?
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