バックナンバー:バース・デイ

BACK NUMBER #661 2019.3.23 O.A.

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W杯を制覇したカリスマ・ポドルスキ…日本での戦いに独占密着
今から26年前の1993年、日本サッカー界でJリーグが産声を上げた。世界基準のクラブチームのプロリーグが誕生した瞬間だった。そこにジーコを始めとする世界のビックネームがやってきた。彼らが見せる一つ一つのプレーが、確実に日本サッカー界の底上げを果たし、多くの優秀な日本人選手を育ててくれた。そして今や日本代表はワールドカップ出場の常連と呼ばれるまでとなった。そして平成も終わろうとしている今、再び世界のビッグネームがJリーグに集結。かつてのムーブメントが起きようとしている。その先陣を切ったのはルーカス・ポトルスキ33歳だ。強豪ドイツのエースストライカーとして、2014年にはチームを世界一に導いたスーパースターだ。これほどの大物がなぜ今、日本にやって来たのかその思いに迫る。
兵庫県・神戸市に本拠地を置くヴィッセル神戸。数年前まで誰も日本に来ることなど予想すらしなかった3人が在籍し大きな盛り上がりを見せている。名門クラブ・バルセロナから年俸32億円で来日したスペイン代表の司令塔アンドレス・イエニスタ。さらにワールドカップで得点王に輝いたダビド・ビジャ。そしてルーカス・ポドルスキ、代表通算49得点のドイツの英雄だ。2017年にチャーター機で来日してから2年、ファンから写真を頼まれると「イイヨ、10万円」と冗談で返すほど、すっかり日本に馴染んでいる。食事もチームメートとよく出かけるという、お気に入りはチャーハンという庶民派だ。そんな彼は最近始めたことがあるという。それは空手だ。名前入りの道着まで誂えた。動きはまだぎこちないが、蹴りの練習が始まると世界の左足を見せつける。彼は日本の文化に馴染もうとしているのだ。
ポドルスキは1985年ポーランド生まれ。2歳の時にドイツに移住。移民生活は決して裕福ではなかったという。19歳でサッカードイツ代表に初招集、2年後の地元ドイツ開催のワールドカップでその名を世界に轟かした。そして数々のヨーロッパのビッグクラブでプレーし、その名声を不動のものにした。そんな男にとって日本のJリーグチームからの誘いは彼自身予想していなかったことだ。本気で世界に通用するクラブにしたいという誘いに対し、日本サッカー界の力になりたいという思いが芽生えたという。日本サッカーを世界トップレベルに引き上げる為の来日だった。
スパイクを履きピッチに立つと戦う男となるポドルスキ。練習も最後まで残り、若手の練習にも付き合う。自らのプレーを間近で見せる。時には日本代表の山口蛍にも細かい指示を飛ばす。世界のトップ選手から伝えられる厳しさ。日本サッカー界の進化を目指すポドルスキの新たなる挑戦、その戦いから目が離せない。
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