インタビュー

仲 里依紗さん インタビュー

Q.オファーを受けて

今までは等身大で明るいイメージの役や強い女性の役が多かったんですが、今回は芯は強いけれど、見た目で言うと派手ではなく、さらっとしたクールな女性なんです。こういう役を演じる機会は少ないので、自分の中にどんな引き出しがあるのか、みなさんとお芝居してどういう感じになっていくのかも含めすごく楽しみです。

Q.原作と台本の印象

まず「なぜこの役を私に?」という疑問がうまれました(笑)。演じる麗華は私自身と180度違う生活をしてきただろう人なので、そこがまずびっくりしました。 そして原作を読んで、さらにびっくり。今までの自分の中にないものなので、どういうふうに演じればいいだろうと…。

Q.髪の毛も黒くしましたよね

気合が入って黒くしすぎてしまいました(笑)。今まで明るい色が多かったですし、地毛も明るいので、だから自分で見慣れなくて、ウィッグをかぶっているような感覚です(笑)。ポスター撮影の写真を見たら、馴染んでいたので安心しました!

Q.役柄に共感する部分やその反対は?

演じる麗華には共感する部分が多かったです。登場人物の中では、一番普通の考えを持っている、敵を作らないキャラクターだから良かったなと思いました。母としてきちっとしていて、取り乱すこともないですし、強い女性。淡々としていて自分を強く表に出さない人ですし、私はすぐ出してしまう性格なので、大人な女性だなと感じました(笑)。
自分とは違うけれど、彼女のそういう姿勢は理解できますし、ちゃんと芯が通っている人だなと思います。

Q.波瑠さん、東出昌大さんの印象は…

東出さんは以前共演させていただいたことがあるのですが「この役が東出さんなんだ!」って驚くくらいイメージが違いました。波瑠さんも前に共演させていただいたときは、クールな役を演じられていたので、美都のような現代の女の子を演じる波瑠さんを見られるのは新鮮ですし、一共演者として一緒に演じていくのが楽しみです。

Q.いくえみ綾さんの作品について

いくえみさんの作品は、言葉やストーリー構成が、女性がどんどん読み進めたくなるような作品だと思います。また、「こういう作品で自分が主人公になって書いていると、つらくなることがあるんじゃないかなぁ」と思っていたんですが、いくえみさんご自身が「あまり自分は主人公に感情移入はしないで“こういう人いるよね”みたいな感じで書いている」とお話していたのを聞いて、私も台本を読むにあたってはいくえみさんと同じタイプで、家では役柄を引きずらないので、似ているなって勝手に思っています(笑)。

Q.キャスティングの理由

キャピキャピした現代の女の子を演じることが多かったので、あえて今までの私とは違うものをくださったのかな?大人になるにつれてイメージとは異なる役も演じなければいけないので、試練ですね(笑)!
多分原作ファンの方からすると、私が麗華を演じることにとんでもなく「何で?」って感じられると思うんですよ…だから発表の時が恐ろしかったです(笑)。なので、(原作ファンの方を裏切らないよう)ちゃんとお芝居頑張らないと!と思っています。第1話の放送を楽しみにしていてください!

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