インタビュー

鈴木伸之さん インタビュー

Q.オファーを受けて

今まで男くさい作品に出演することが多かったんですけど、今回は“大人の恋愛”がテーマで、さらに “不倫”も軸としてあるということで、それらの中にはエンターテインメントがたくさん詰まっているので、楽しみだなという気持ち半分、同じくらい不安もあります。けれど、原作も読ませていただいて、台本も少しずつ届いてきて読み進めると、楽しみだなという気持ちの方が大きくなりました。
まず僕は結婚もしていないので、不倫ということは想像がつかないのですが、でも非現実的だからこそ描ける部分でもあるし、一方で話題になることが多いくらい、現実的でもある。その両方にこのドラマのメッセージがあって、さらに僕が演じる役の役割が伝わったらいいなと思っています。

Q.仲里依紗さん、波瑠さんの印象を教えてください

仲さんは、以前からテレビで活躍されている方だったので、その方が奥さんというのは不思議な感じです。先日、衣装合わせでご挨拶させてもらって、素敵な方だったのでこれから3ヶ月間楽しみです!
波瑠さんは、朝ドラもそうですし、多忙な中でまた新しい役にチャレンジするイメージ。まだそんなにご一緒していないのでまだまだ想像しているだけなのでコミュニケーションとって早く親しくなりたいと思います。

Q.有島光軌に共感できる部分

台本もすごくリアリティがあるので「(不倫)している人はこういう気持ちでしているのかあ」という発見もあるし、有島に共感してしまう部分もついついあったり(苦笑)。
この4人の誰の視点で観るかによって、観てくださる方が感情移入できる部分が必ずあると思います。共感していただくことで楽しんでいただけるのではないでしょうか。

Q.耐える涼太、行動が先に出ちゃう有島、ご自身はどっちが近い?

浮気する、しないの問題ではなく、完全に有島です。
自分の奥さんが浮気しているの知っていて、涼太のように耐えられないです。すぐに問い詰めちゃうと思います。マンガの世界の登場人物としてはすごく面白い人物ですよね、涼太は。

Q.東出昌大さんの印象

東出さんは映画『桐島、部活やめるってよ』と大河ドラマでご一緒させていただいています。あの時からあまり変わらない関係ですし、今回またご一緒できるというのは素直にうれしい気持ちと、お互い全然違った役どころなので、高めあっていけるような3ヶ月になったらいいなと思っています。
僕から言わなくても彼から色々教えてくれる兄貴肌な方なので、そこは甘えて、背中を借りてやらせてもらいたいです。心強い存在です。

Q.意気込みを教えてください

僕には、純粋な恋愛映画・ドラマの作品の経験がまだないんです。本当に好きになって結婚している人もいる中で、また違う人を好きになってしまって…というのはさらにない経験。それを演じるのは楽しみでもありますし、それをどう表現していくかが大切だと思っています。波瑠さんといる時と仲さんといる時の違い、そういう細かい描写もリアルに演じていけたらな、と思っています。
世の不倫をしている方たちにも共感してもらえるような、男女年齢問わず幅広く共感してもらえるような作品になったらいいなと思います。

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