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インタビュー 第三回 佐藤健さん(市川旭 役):前編

——台本を読んだ感想

本当に感動しました。
僕が演じる「アキラ」という人物が回を追うごとにどんどん成長していくのを、次はどうなるんだろうとわくわくしながら一気に読みました。毎話毎話、じんわりと心があったかくなる、本当に素晴らしい作品だと心から思いました。

——演じる市川アキラについて

アキラは、父親や周りの方の大きな愛情を受けて、とても優しくて真面目に育った子です。
演じてみてわかったのですが、とにかく真っ直ぐで熱い父親(ヤス)と生活してきたので、受け身な子になったのではないかと思います。前に前に突き進むお父さんを見ているので、自分は前に出て意見を主張するというよりも、まず自分の気持ちは飲み込んでから「言おうかな…どうしようかな…」と考えてから言う、そういう子ですね。

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——演じるうえで、髪形や服装などは工夫しましたか?

今回、僕は高校生から30歳くらいまでの15年間を演じるのですが、アキラの髪形も毎回変化をしていきます。時代も昭和から平成にかけての設定なので、その当時に流行した髪型を雑誌で研究しました。
先日は石丸プロデューサーと、アキラが高校を卒業する時の髪型の打ち合わせをしていたのですが、アキラの高校の野球部時代は坊主なので、受験するときはその時代流行っていた、吉田栄作さんのようなサラッサラヘアでいこうと話をしました。
髪型を似せようとするのは今までやったことがなかったので、そういう役に対するアプローチは新鮮で面白いです。

——高校生のアキラを演じていかがでしたか?

第5話で学ランを着て登場しますが…どうでしょうね(笑)。
衣装合わせで学ランを着させてもらったとき、スタッフのみなさんは「違和感ないよ。大丈夫!」と言ってくださったのですが、果たしてどうなのか…。そこは注目して欲しいところです(笑)。

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——父・ヤスを演じる内野聖陽さんと共演された感想を教えてください。

僕は、現代パートの撮影からスタートしたのですが、内野さんとご一緒するシーンの撮影まで、お父さんの写真に向かって、「親父こんな顔してたな。」とイメージして回想するお芝居が多かったので、実際にお会いしたとき、「本物が目の前に現れた!!」と感動しました(笑)。

——ヤスのようなお父さんは?

今の時代、あんなに熱いお父さんはなかなかいないんじゃないかな、と思います。とても魅力的な人ですよね。僕自身は、ヤスのようにはなれないんじゃないかなぁ…。自分とはタイプが違うので、憧れますね。

——ご自身が考える理想の親子像は?

僕がもし父親になったら「尊敬する人は誰ですか?」と子どもが聞かれたとき、「お父さんです」と言ってもらえたらすごく嬉しいですね。息子が今の僕くらいの年齢になっても、仲の良い親子でいたいですね。今の僕も本当は父親に気軽に電話をしたい気持ちもありますが…男同士だと単純に照れちゃうんですよ。親子ってずっとそんなものかもしれないですけどね。