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インタビュー 第十回 音尾琢真さん(葛原鉄矢 役)

——台本を読んでの感想。

読み進めるたびにひたすら泣いておりました。
「なんで泣けるんだろう…」と思ったのですが、誰しもが体験する子ども時代、親である時代がストレートに描かれているからいいのでしょうね。
前から原作を知っていたこともあり、「とんび」の世界に入れることを非常に光栄に思っています。
言わずもがなで7話まで観てくださった方は、これまで多くの涙を流してくれていることでしょう…。
きっと「わかるよ。葛原くんわかるよ!」という気持ちになっていると思うので、ここでは多くは語りません!

——演じる葛原について。

演じるにあたり、「葛原は小ヤスだ!」と言われていたので、リトルヤスさんのつもりで演じています。
ヤスさんと同じくらいバカですが、ヤスさんは深みのあるおバカさんで、葛原は深みのないおバカさん(笑)。
お芝居に臨むときは、実際に内野さんのヤスさんをお手本にしているところもあります。
お手本にしつつ小難しいことはせず、よりおバカさん度を上げ、何もわかっていない感じをだして演じています。
最近、落ち着いている役柄を演じることが多かったので、とことんおバカさんでいられるのが楽しくて仕方ないです。
時々、「こんなにバカでいいのかな?」と思うこともありますが、その方がこの「とんび」の世界にハマっているのではないかなと思っています。

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——ヤスを演じる内野聖陽さんと共演して。

内野さんとご一緒したのは今回で2度目です。
以前共演したときに、殺陣の稽古を2人でみっちりやったのを覚えています。
そのときに、熱さとまっすぐさを知ったので、台本を読んだときにヤスさんが本当にぴったりだな…と思いました。
監督からカットがかかっても、「自分が出しきれなかった。」と思ったら遠慮なく「もう一回お願いします!」と言う方ですし、そこまでやってくださるから、私たちもヤスさんに着いていくことが出来ています。
内野さんは本当に素敵な方です。

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——夕なぎのシーンでのやりとりについて。

たえ子さんを演じる麻生祐未さんの雰囲気がとても「夕なぎ」にマッチしていますよね!「夕なぎ」でのシーンが始まると、たくさん食べ過ぎてしまってその後の食事休憩がいらないな…という気持ちになってしまいます(笑)。
ちなみに、「夕なぎ」のメニューで好きなのは煮込み…でも、おでんも捨てがたい…(悩)。
飲み屋さんなので日本酒も置いてありますが…みなさんはおわかりになっていると思いますが、撮影で飲んでいるお酒は実は水なんです。
けれど、思わず本当に飲みたくなるような雰囲気のいいセットです。

——今後のみどころを教えてください。

「子どもが育ってきたら、もう後は話が見えているな…。」なんて思っている方は大間違いです!
ヤスさんはみなさんが思っている以上にアツくて、あったかい男です。
今後もまだまだ、ヤスさんのアツい部分をたくさん見ることが出来るので、ぜひ最後までご覧ください!