名前:帆村正義(ほむら まさよし)<唐沢寿明> 年齢:46歳 芝大門警察署刑事課盗犯係、刑事 ― 盗むことを決断するのなら愛がなければならない ― <表>上教大学心理学部教授 <裏>窃盗団「TAKE FIVE」のメンバー
ジャスバー「スウィングタイム」
20年前までは父・野上誠がオーナーであったが、父の死後は正義がオーナーとなり、店を引き継いだ。「TAKE FIVE」を好んで聞いている。
酒
酒に弱い。ひと口飲んだだけで酔ってしまう。その際、なぜかうつぶせで眠る。ろれつが回らなくなり、寝言も言う。バーでは、ミルクを飲んでいる。
TAKE FIVE
20年前までは父・誠・後藤・南・均の祖父・火岡と共に、窃盗団「TAKE FIVE」として活動していたが、笹原瑠衣の父親が殺された事件を機に解散。大学教授として真っ当な生活を送っていたが、古堀杏子が現れ「ルクレツィアの肖像」の存在を示したことから、新たな「TAKE FIVE」を結成させる。
イディオムは、「盗みのために誰かの命を危険にさらすことは出来ない」。泥棒の腕は一流、リーダー的存在。
大学教授
上教大学の心理学教授として指導にあたる。「恋愛心理学」「実践に役立つ恋愛心理学」「恋愛心理学史」など執筆した書籍を教材として利用している。「恋愛相談」の授業は、生徒に大人気である。
柿沢なな
正義の助手である大学院生。占いとパンと宝塚歌劇団が大好き。正義の「禁断の恋」を自分は理解していると思い込んでいる。「運命の人は意外と近くにいる」という正義の言葉を聞いて、正義の助手になりたいと思った。
野上誠
正義の父。20年前に獄中で「最後の晩餐」と言い残し自殺。かつては、正義らと共に「TAKE FIVE」として活動しており、泥棒としての腕は超一流である。20年前にダ・ヴィンチ展が行われた際、TAKE FIVEの5人で「ルクレツィアの肖像」を見るために美術館に足を運んでいる。
その帰り、正義と誠は「ルクレツィアの肖像」の話題で盛り上がり、それが親子最後の会話となった。その夜、誠は「ルクレツィアの肖像」を盗みに入り、刑事である笹原徹を殺害。逮捕され、獄中で自殺し、真相は闇の中へ。正義は父・誠の死の真相を知りたいと思っている。
古堀杏子
正義に「ルクレツィアの肖像」の存在を示した人物。「真実を知りたいんだろう?すべては絵を手に入れれば分かる」と正義に告げる。その後、何者かに襲われ意識不明に。ジャスバー「スウィングタイム」に匿われている。
岩月櫂
警察でありながら、TAKE FIVEのメンバーでもある人物。帆村正義は仲間として信用している。20年前の事件に興味を示す岩月に、「君は何かを隠しているが深くは追求しない」と告げる正義。しかし、古堀杏子の逃亡を手助けしたとして、正義は岩月に逮捕される。「悪を捕まえるには悪に混じるしかない」とTAKE FIVEを捕まえるために、仲間のふりをしていたと岩月。
笹原瑠衣
芝大門署の刑事。正義は、父・野上誠が、笹原瑠衣の父・徹を殺してしまったことを償いたいと思い、幼い瑠衣と紗枝の写真を財布の中に入れて持ち歩いていた。「TAKE FIVE」を結成させたことで、刑事になった瑠衣と再会。東都銀行の機密部に閉じ込められた瑠衣を正義が助けた。「あなたと同じように、私も真実を知りたいと思っています」と正義は瑠衣にはなす。
仮説
「ルクレツィアの肖像」を盗みに行った後藤を止めようとしたのが正義の父・野上誠。笹原瑠衣の父・徹を殺し、「ルクレツィアの肖像」の贋作を持って逃げたのは後藤ではないか?という仮説を立てた正義。事件の真相とは?
対人運 − 運命の人はすぐそばに? −
「TAKE FIVE」を再結成させたことで、運命の人に出会う。
一定の距離感は必要。
健康運 − 怪我の多いとき −
慌てると大怪我につながる。
全体運 − 真っ白な心で物事を見極めよう −
不安にかられた、あせりは禁物。
周りには信用できる人間だけを置けば、
明るい未来を切り開くことが出来る。
運命の日
6月21日
自分を信じて決断する日。
意外な事実を知ろうとも、信じていた人に裏切られても、すべてを受け入れること。
今後のポイント − 「ルクレツィアの肖像」 ー
逮捕され、「ルクレツィアの肖像」に遠ざかってしまった正義。
このまま「ルクレツィアの肖像」を目にすることなく終わってしまうのか?