2016年4月期連続ドラマ毎週日曜よる9時放送

スペシャル

99.9の世界

『 99.9-刑事専門弁護士-』 のセットや登場人物など、こだわりの舞台裏を楽しく紹介するコーナー。ドラマ作りを最後の 0.1%までこだわり抜く “チーム99.9”。キャストもスタッフも日々自分の仕事こだわり、時に持ち場を超えて熱く活動している。そんな汗と涙の 「99.9の世界」 の記録です !!
(視聴部みなさんも、気になるアイテムなどがあれば 「ファンメッセージ」 に書き込んでくださいませ)

明石のカレイなアート部

パラリーガル明石の身の回りで、ひときわシュールな個性を放っている 生活雑貨たち。魚の形のスマートフォンや、デスクに置かれたカバやペリカンの文房具……。実は、それらはすべて 片桐仁さんが作った粘土アート なんです。
そこで 「明石のカレイなアート部」 では、片桐さん “ご本人” に、作品の解説 をしていただきました !!

道具に粘土を盛る” がコンセプトで、見た人がギミックに驚いて、笑ってもらえるのがミソです!
写真はスマホケース 「カレイ phone」 と、居酒屋 「いとこんち」 に置いてある 「ペットボ土偶」 と 「ペッパー警部」 です。

▼ カレイ Phone
カレイのスマホケース 「カレイ Phone」。僕も明石のように普段から斜め掛けして使っています。外を歩いていると、日本人は大抵見て見ぬふりですが、外国人は興味津々で聞いてきて、電話だと教えてあげると 「オーマイゴッド!」「アメイジング!」 と感激してくれます。電話だけにコミュニケーションツールには最適!色はシックな大人トーンなので、カジュアルにもフォーマルにも合わせやすいですよ。他に 「サイ Phone」「鯛 Phone」 などがあります。

▼ チョキ
僕がチェキを買った1週間後に、まったく同じチェキをファンの方からプレゼントしていただき、これは 「粘土盛れ!」 ってことだろうと思って盛りました。チェキだから 「チョキ」。もちろんちゃんと写真が撮れます。でも電池カバーに粘土を盛ってしまったので、電池が切れたらオワリです…。

▼ アナポタマス
カバの後頭部が穴あけのパンチになっています。芝居の地方公演の合間に楽屋でずっと作っていた作品で、某俳優さんに 「君の席の周りは粘土のクズがスゴイね」 って言われたことを思い出します。

▼ Su 烏賊
Suica ケースの 「Su 烏賊」。ダジャレから思いついた作品です。リアルな目の他に、上の三角の部分にも顔を作ってしまいました。昔からいろんなものに自分の顔をつけたくなるヘキがあるんです。これを見た母親から 「あんたの作品は気持ち悪い!もうちょっとかわいくできないの?」 と言われました。

▼ モモイロシュウセイペリカン
たまたま手元に修正テープがあって、コレ何かにならないかなと考えて、思いついたのがペリカンのクチバシ。最初は頭部だけでしたが、あまりにコワかったので胴体も付けました。でもそのせいで体が邪魔になって、とても使いづらいです。

▼ ペットボ土偶
青森県さんとのコラボ企画で 「土偶をモチーフにしてほしい」 と言われまして、普段は中身とか名前から外側を決めているのですが、『外側から中に何を入れるか?』 というアプローチで作りました。青森で大好評です!

▼ ペッパー警部
100均で買ったコショウ入れをベースにしてます。顔が回って、出る量を変えられるようになってます!作ってる途中に 『ペッパー警部』 を思いついたのでトレンチコートにしました。

以上、ご本人によるスペシャル解説でしたー!
片桐さんの粘土作品160点 (!) を集めた個展『ギリ展』も開催されます。詳細はこちら

明石のファッションにもこだわりが!

個性溢れる粘土アートを生み出す明石の芸術的センスは、ファッションにも表れています。明石のジャケットやパンツ、スポーツウェア、そして寝袋にまで付いている 「A」 マーク がその証 (笑)。衣裳さんのこだわりが詰まっているんです!

基本は、ジャケットとパンツは白やパステル調の明るい色合い。シャツと靴下はドット柄です。斑目法律事務所の社員として給料をもらうようになって、オシャレを楽しむ余裕も出てきたようですね。

ジャケットなどの胸元には 「A」 のワッペン。パンツの後ろポケットには 「A」 のステッチが入っています。これは衣裳さんがポケットをいったん外してからステッチをかけ、再び縫い付けるという凝りよう。さらに、ポケットのボタンが 「A」 になっていたり、サイドにラインストーンの 「A」 が付いていたりと、本当にさり気ない部分にまで凝っているんです !!

市販の服にオリジナルマークでひと工夫するなんて、手先が器用な明石ならでは。刑事ルームの彼のデスクには、さまざまな工具と一緒に刺繍セットなど裁縫道具も置いてあります。

明石のカレイなアートの世界は、衣裳さんと美術さん、そして片桐さんのカレイな連携プレーによって作られていました!

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