

2020年8月30日
「智恵子は東京に空は無いといふ、ほんとの空が見たいといふ」
90年以上前に、詩人・高村光太郎が書いた『智恵子抄』の有名な一節です。
いつの時代も、誰の上にも広がっている空。でも“ほんとの空”とは何なのでしょう?
今回は、東京の空に特別な思いを寄せる様々な人たちを取材し、“東京のほんとの空”を描きます。
■故郷秋田につながる空
全身の筋肉が動かなくなる難病ALSの佐藤清利さん
■爆音轟く闇夜が赤く染まった空
東京大空襲を目撃した95歳の長谷緑也さん
■小さな幸せが詰まった朝焼けの空
太陽の下では生きていけない難病を抱えた森光梨さん
■西の空に見たサファイアブルーの空
色覚障害の絵本作家はらだたけひでさん
■汚れた空気で人々を苦しめた空
青空を取り戻すために奮闘するぜんそく患者石川牧子さん
2020年、様々な人たちが暮らす首都・東京の“ほんとの空”に迫ります。
あなたにとって空は何ですか?
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