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ハーメルン事件捜査報告書

第2回

誘拐された幼児三人の行方はいまだに掴めていない。
三人目の被害者・木村健斗くんの衣服から、健斗くんの血液が検出された為、安否が心配される。
犯人からの接触もなく、現状は母親や近所の人間からの聞き込みを行っている。

誘拐場所

街中や商店街などどこも人目につく場所ばかり。都内各所に散っており、地元の人間という線は難しい。

目撃情報

花屋の主人が、黄色いカーネーションを一本だけ買った不審な客を見て通報。大きなマスク、黒い手袋をしており、細身の体格ではあるが男だったと証言。

証言まとめ

三人の幼児の母親は、不倫、虐待、ネグレクトなど、子育てを疎かにしていた事が明らかになっている。木村健斗くんの母親は、不倫していた事実を隠す為、誘拐時のアリバイについて嘘の証言をするも、監視カメラの映像などから嘘であることが判明。夫は彼女の不倫に気付かなかったが、近所のママ友たちの間では知られた事実だった。

考察

犯人の犯行動機は、子育てを疎かにする母親を断罪するものと断定できる。
また母親の「不実」を把握していたのは家族ではなくママ友であったことから、犯人もママ友の中に紛れ込み情報を得ている可能性がある。
だから、犯人もママ友に紛れる女性の可能性はある。
一方、花屋の不審な客の証言から、男性である可能性も否めない。
よって、誘拐犯は単独犯ではなく、共犯者がいる可能性が浮上している。
また、人目につく場所で子供を誘拐しながら目撃情報がない事から、被害者の身近な人物、もしくは子どもの扱いに長け、子供の心を操るのが異常に上手い人物の可能性もある。

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