毎週曜深夜2458分放送

はじめに

元カノと今カノの狭間で揺れる主人公の大学生
柏木心役に鈴鹿央士が決定!
心を惑わす自由奔放な元カノ・大森りんご役に小西桜子
真面目で一途な今カノ・上条小夜役に田辺桃子
心の友人・田中広紀役に若林時英
りんごの今カレ・葛西繁人役を中島歩が演じる!

彼女と幸せな学生生活を送る心のもとに
ある日突然元カノが転がり込んできた!
今カノと幸せなはずなのに、元カノを追い出せない心。
真面目な今カノとの 「清い交際」 を続けるべきか
自由奔放で魅惑的な元カノとの 「刺激的な恋愛」 に向かうべきか。
揺れる心が選ぶのは、果たして…。

進んで、迷って、立ち止まって…
恋愛に、生き方に、不器用な3人の
じれったくて切なくて甘い等身大のラブストーリー !!
もつれた三角関係の行方は——

TBSで昨年春からスタートした深夜ドラマ枠 「ドラマストリーム」。その8作目となる 『スイートモラトリアム』 が5月23日 (火) 深夜24時58分からスタートする。

本作は、累計1800万ダウンロードを突破し、人気漫画家の新作連載が無料で読めることで大好評のマンガアプリ 「マンガボックス」 にて連載していた、たまいずみによる同名漫画を実写化。

主人公の柏木心 (かしわぎ・こころ) を演じるのは鈴鹿央士。高校生の時に現事務所の先輩である広瀬すずの一言からスカウトされ、2018年に MEN'S NON-NO の専属モデルオーディションにてグランプリを獲得しモデルデビュー。2019年から俳優としての活動も始めると、初出演した映画 「蜜蜂と遠雷」 でほぼ無名にもかかわらず鮮烈な存在感を放ち、第43回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ映画関連の新人賞を5つ受賞。また、2020年に放送した金曜ドラマ 『MIU404』 では事件の鍵を握る高校生を演じ話題となり、2021年放送の日曜劇場 『ドラゴン桜』 では東大専科の生徒役を好演。さらに、昨年放送し話題となった 『silent』(CX) では主人公の元恋人を好演したことでも注目を集めた、今最も旬な若手俳優の1人だ。

そんな鈴鹿が今作で演じるのは、2人の女性の狭間で揺れる大学生。心は突然自分の家に転がり込んできた元カノ・大森りんご (おおもり・りんご) に戸惑うも、かつてフラれたことへの未練なのか、今カノ・上条小夜 (かみじょう・さよ) に内緒で同棲生活を始めてしまう。心は、何事にも真面目で芯の通った小夜のことを一番に想っているはずなのに、りんごのことも放っておけない…。真面目な今カノと自由奔放な元カノ、両極端な2人の狭間で思い悩む心を鈴鹿がどう演じるのか? ぜひご注目いただきたい。

心を揺さぶる元カノ・大森りんごを演じるのは小西桜子。小西は映画 「ファンシー」(2020年) にて商業映画初出演を果たし、その後カンヌ国際映画祭の 「監督週間」 に選出された映画 「初恋」(2020年) のオーディションでは、3000人の中からヒロイン役に大抜擢。さらに、第42回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞にも輝いた期待の若手演技派女優だ。

突然心の家に転がり込み、心の優しさに付け込み家に入り浸る自由奔放なりんご。そして、小夜と順風満帆な生活を送っていた心を惑わせ、2人の幸せな日常をかき乱していく。だが、そんなりんごにも、他人にはなかなか言えない抱え込んでいる悩みがあった…。
表向きには自由奔放に見えるが、実は繊細な部分があって悩みを抱えるりんごを小西がどう演じるのか。ご注目いただきたい。

心の今カノ・上条小夜を演じるのは田辺桃子。田辺は今年1月期の火曜ドラマ 『夕暮れに、手をつなぐ』 で謎の美女を好演したことでも記憶に新しい。TBSドラマには、金曜ドラマ 『リコカツ』(2021年) やドラマストリーム4作目 『階段下のゴッホ』(2022年) にも出演。またテレビドラマだけでなく、映画 「SUNNY 強い気持ち・強い愛」(2018年) など数々の話題作に出演し存在感を放ち注目を集めている。

彼氏である心を一途に想い続けている小夜。心とは付き合い始めたばかりで、幸せな日々を送っていが、ある日から心の言動に不安・不信感を抱き、そこから心の元カノ・りんごの存在に気づいてしまう。恋愛経験が浅く奥手な小夜は傷つくのを恐れ、心と向き合えずにいる。彼氏のことを好きだからこその悩み・葛藤を抱えた小夜がどのように自身の殻を破っていくのか、ご注目いただきたい。

心の良き理解者である友人・田中広紀 (たなか・ひろき) を演じるのは若林時英。12歳の時に蜷川幸雄の舞台 「身毒丸」 に出演して以来、ドラマ、映画と活躍の場を広げている若林。TBSドラマには火曜ドラマ 『中学聖日記』(2018年) や 『ファイトソング』(2022年) にレギュラー出演しており、どちらも人を笑わせる明るくやんちゃな役を演じ注目を浴びた。また、今年1月から放送したドラマストリーム6作目の 『ブラザー・トラップ』 では主人公と恋仲になる年下男子の同級生役を務め、2人の恋の行く末を温かく見守る友人役を好演したことも記憶に新しい。

本作で演じる田中も、三角関係に悩む心の変化にいち早く気づき、厳しくも優しく、3人を見守る存在になっていく。心の良き理解者として、もつれた三角関係にも深く関わっていく田中を若林がどのように演じるのか、ご期待いただきたい。

りんごの今カレ・葛西繁人 (かさい・しげと) を演じるのは、今回がTBSドラマ初のレギュラー出演となる中島歩。2013年に美輪明宏主演の舞台 「黒蜥蜴」 で約200人の中からオーディションでメインキャストに選ばれ、俳優デビュー。2014年にはNHKの連続テレビ小説 『花子とアン』 でテレビドラマにレギュラー初出演を果たす。また、2015年公開の初主演映画 「グッド・ストライプス」 では、第7回TAMA映画賞 最優秀新進男優賞を受賞。現在は映画、ドラマ、舞台と幅広く活躍している実力派俳優だ。

本作で演じる繁人 (通称:しげ) は、りんごが勤める古着屋 「Ange」 の店長。女性関係にだらしなく、りんごに対して暴力的な一面も持っている。心たちの三角関係を大きく動かすきっかけを作る、物語のキーマンとなる重要人物だ。中島がこの難しい役どころをどのように演じていくのか、ご注目いただきたい。

社会的な責任や義務を果たすことを猶予された、自分探しのための試行錯誤の時間=“モラトリアム”。そんなモラトリアム期の若者たちが悩み傷つき、もがきながら成長する姿を描く、じれったくて切なくて甘い等身大のラブストーリー !! ドラマストリーム 『スイートモラトリアム』 は5月23日 (火) 深夜24時58分から地上波放送スタート。ぜひご期待ください !!

コメント

鈴鹿央士さん

最初にこの作品のお話をいただいたときに原作を読んでみたのですが、主人公の心くんと、りんごちゃんと小夜ちゃん、この3人の中で巻き起こる出来事に対して 「あぁ、こういう瞬間ってあるよなぁ」 と共感する部分がありました。そして、3人ともすごく人間味あふれるキャラクターなので、これが映像になったらどんなふうになるのか今から楽しみです。そんな原作に負けないように、僕が演じる柏木心というキャラクターも人間味あふれる人物になるように上手く演じたいと思います。
視聴者の方には、心くんが2人の女性の間で悩む姿や頑張りだったり、悩みながらも一歩踏み出そうとするところを応援してもらえたらうれしいです。
そして、今回は同世代の共演者の方も多いですし、健康第一に、良い作品にしようってみんなで一丸となって楽しく撮影できれば良いなと思っています。面白い作品になるように頑張りますのでぜひ放送を楽しみにしていただけたらうれしいです。

小西桜子さん

今回お話をいただいて、素直にとてもうれしかったです。原作のりんごちゃんは、言動が滅茶苦茶なのにどこか憎めない魅力があって、可愛らしさが漫画からも生き生きと溢れ出ていたので、実写で演じるのが私でいいんだろうか? という不安もありました。ですが、監督をはじめ、キャスト・スタッフの皆さんと撮影前に丁寧に準備をすることができたので、不安を取り払って、等身大の女の子の生き様をお届けできるよう、楽しみながら全力を尽くしたいです。
りんごは強烈なキャラクターですが、3人を取り巻くモラトリアム期特有の繊細さは、誰もが心当たりがあったり、またはその真っ只中にいたりすると思います。年代を問わず、観てくださる方の心の中に、観終わってからもきらりと残るものをお届けできたらうれしいです。

田辺桃子さん

原作を読ませていただき、それぞれ個性豊かなキャラクターだなと思いました!(笑) 心とりんごと小夜の3人の輪が綺麗な丸ではないのですが、優しさで溢れていてこのデコボコ具合が愛おしく感じました。物語の世界で、小夜と一緒にどんな瞬間と出会うんだろうと今からワクワクしています。
小夜は凛としていながらも柔らかく、笑顔がとても素敵な印象です。普段は冷静に考えることが多い分、時々見せるストレートな感情がとても人間らしさがあって好きな部分です。そんな原作の小夜に命を宿らせて映像化できたらなと思っています。
鈴鹿さん、小西さん、そして監督のお二方と今回初めてご一緒できるので新しい化学反応が起きることも楽しみのひとつです。みなさんも是非楽しみにしていてください!

若林時英さん

このドラマのお話をいただいたとき、『ブラザー・トラップ』 以来にこの枠に参加できること、正直にうれしかったです! 男女共通の悩み、若気の至り、エモいエピソードが渋滞している作品だなと感じ、単純に恋愛っていいなと思いました (笑)。
今回は初めましてのキャストの方が多かったので、リハーサルの初日に鈴鹿君がスタッフさんを含め 「みんなで食事をしましょう!」 と声をかけてくださって。なんていい人なんや! って、めちゃくちゃうれしかったのを覚えています! リハーサルを経て、演者・スタッフで共通認識ができてからのスタートなので、いい状態で撮影に挑めるのではないかなと思っています。
田中は物事を俯瞰的に見る能力と、自分の恋愛価値観についてしっかりとした芯があるキャラクターだと思います。原作の世界観を壊さず、田中役を丁寧に演じ、皆様に届けられたらと思っております。どうぞお楽しみに!

中島歩さん

台本を読んだときに、それぞれの登場人物が強いコンプレックスを抱えていることがわかったので、それを一人の人間として演じることは容易ではないと感じました。僕が演じるしげのように女性に暴力をふるい暴言を吐くことは僕には共感できませんが、その行為に至ってしまう何かを丁寧に探っていきたいです。
先日撮影前にお稽古をしたのですが、とても充実した時間になりました。どのキャストのみなさんもお芝居に熱心なので刺激をもらっています。いろいろなバージョンを試しながらそれぞれの役の人物像、関係性を探ることができたので、それを撮影にも反映しながら、これからさらにこの作品を深めていきたいです。

プロデューサー・近藤紗良

恋愛相手に 「刺激」 と 「安定」 どちらを求めるか? …皆さん一度は悩まれたことがあるかと思います。自由奔放な元カノと真面目な今カノの間で揺れる心。元カノとの関係を断つことができれば今カノとの確かな幸せを手に入れられるのに、どちらを選ぶこともできず拒絶することもできず、茨の道を進んでしまう…。私は原作を読んで、主人公・心に思わず感情移入してしまいました (笑)。
本作はそんな不器用で甘酸っぱいラブストーリーでありながら、登場人物たちの繊細な感情の変化が積み重ねられた成長物語としての側面も持っています。今回、監督をはじめ第一線で活躍するスタッフの皆様にお集まりいただき、原作が持つ魅力を最大化して映像にできたらと制作の日々を過ごしています。
心役の鈴鹿さんは、柔らかい雰囲気とチャーミングな笑顔がとても魅力的で、心の持つ優しさと繊細さ、そして弱さを見事に体現していただけると実感しています。
素敵なキャスト・スタッフが揃い、最高の作品になると確信しています!
『スイートモラトリアム』 是非ご覧ください!

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