WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ

選手紹介

堤 駿斗

堤 駿斗

■アマチュアでの主な獲得タイトル
2016 ユース世界選手権フライ級 優勝(日本人初)
2017 ユースアジア選手権バンタム級 優勝
2017 全日本選手権バンタム級 優勝
2019 全日本選手権フェザー級 優勝
生年月日
1999年7月12日(23歳)
出身
千葉県千葉市
タイプ
右ボクサーファイター

略歴


堤3兄弟の次男・駿斗は、(長男・悠斗、三男・麗斗)
小学校1年生から護身のため父に勧められた極真空手を習い、5年生から兄の影響でボクシングを始めた。
独学でボクシングを学んだ父親のサポートもあり中学時代から早くも頭角を現す。
U-15全国大会優勝・アンダージュニア全国大会など数々のタイトルを獲得。
キックボクシングからボクシングへの転向を表明している神童・那須川天心とは幼馴染。
憧れの選手は井岡一翔、井上尚弥、世界2団体統一王者・シャクール・スティーブンソン。

【高校】日本史上初 世界ユース金メダル&史上最多11冠達成!

習志野高校に入学すると3年間で様々な金字塔を打ち立てる。
1年時に国体・選抜で全国優勝を果たすと2年時には日本ボクシング界史上初となる世界ユースで優勝。
高校生としては初めてとなる日本ボクシング協会が選ぶ年間MVPにも輝いた。
3年時にはフライ級からバンタム級に階級を上げると、社会人も参加する全日本選手権で優勝。
井上尚弥以来6年ぶりの高校生王者となった。3年間で高校タイトル6冠、国外を合わせると11冠達成!
史上最強の高校生ボクサーと評価された。

高校3年間の獲得タイトル

【高校1年時:国体・選抜】
【高校2年時:選抜・ASBCアジアユース・インターハイ・世界ユース・カザフスタン王杯ユース国際】
【高校3年時:ASBCアジアユース・インターハイ・国体・全日本選手権】

【大学】大きな挫折~アマチュアボクシング界のレジェンドから歴史的勝利

高校卒業後、村田諒太らを輩出したボクシングの名門・東洋大学に進学。
2年時に全日本選手権フェザー級優勝を果たし、東京五輪で先輩・村田諒太以来となる金メダル獲得が期待されたが、出場権を懸けたアジア・オセアニア予選でまさかの1回戦敗退。
さらにパンデミックの影響で世界最終予選が中止となり、金メダルはおろか東京五輪出場の道も閉ざされた。
それ以降は意識をプロ転向に向けていく。アマチュア最後の大会となった世界選手権では、世界選手権優勝3度・五輪で3度を獲得したラウロ・アルバレス(キューバ)を5-0の判定で下す歴史的勝利を収める。
「(東京五輪後は)早くプロに行くことも考えたが、準備してきたものを披露する場として世界選手権があった。
それでスッキリした」「(パリ五輪への未練は)全くなかった。弟に全部夢は託した」

世界王者になることは前提。自分の試合でボクシングの良さを知ってもらいたい
4月1日付で正式に志成ジムに所属。アマチュア通算13冠の実績を引っさげ13日にプロ転向を表明。
「小学5年からボクシングを始めてプロで世界王者になるのが夢だった。
世界王者になるのは大前提でボクシングの良さをしっかり知ってもらえる『魅せる』試合をしたい」
27日にプロテストをB級で受験し翌日合格。今夏、特例のA級でプロデビュー予定。
主戦場となる階級はスーパーバンタム級かフェザー級の見込み。
5月中旬から3週間アメリカ・ラスベガスで合宿を敢行。


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