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山縣初V、桐生2位村上、佐藤も世界陸上へ

2013年6月8日(土)19:09

世界陸上(8月・モスクワ)代表選考会を兼ねた日本選手権第2日は8日、東京都調布市の味の素スタジアムで行われ、追い風0・7メートルだった男子100メートルは20歳の山縣亮太(慶大)が10秒11で初優勝し、17歳の桐生祥秀(京都・洛南高)は10秒25で2位だった。

予選に続いて参加標準記録A(10秒15)を破った山縣と4月に日本歴代2位の10秒01を出して派遣設定記録を突破した桐生は、世界選手権代表に決まった。

男子やり投げは派遣設定記録を突破済みの村上幸史(スズキ浜松AC)が81メートル04で2年ぶり13度目の優勝を遂げ、前回優勝のディーン元気(早大)は78メートル73で2位だった。村上と同1万メートルで3連覇した佐藤悠基(日清食品グループ)も世界選手権行きを決めた。

400メートルの男子は金丸祐三(大塚製薬)が45秒56で9連覇し、女子は杉浦はる香(静岡・浜松市立高)が日本歴代2位となる52秒52のジュニア日本新記録で初制覇した。

女子の100メートルは福島千里(北海道ハイテクAC)が11秒41で4連覇し、100メートル障害は紫村仁美(佐賀陸協)が13秒02の大会新記録で制した。