TBSラジオの破廉恥男、立山廉です。立山廉の“廉”は破廉恥の“廉”です。入社以来2年間、この自己紹介ですべり続けています。
2012年4月に入社。3ヶ月の研修後、営業推進部に配属され、最初はCMセクションでCM原稿の作成などを経験しました。現在はタイムデスクを担当しています。
具体的には、CM契約のスポンサー情報、代理店情報、料金、CM放送時間などを放送システムに登録し、それらの情報をまとめて、セールスでの競合調整やセールス枠の管理に役立てます。CM契約成立後に提供番組の構成やいつどこで提供クレジットを読むかといった細かい情報を編成部に伝えるのも役目なら、CMセールスをバックアップするための営業企画やキャンペーンを考えるのもタイムデスクの仕事です。その際には、一人で考え込むのではなく、皆でアイディアを出し合います。営業デスクの仕事はいつも、スポーツのようにチームプレーを重んじながら進んでいきます。
2014年2月、赤坂BLITZで行った「広告会社向けの説明会(広告会社の方に集まってもらい、次の半年間の編成や新番組について説明するイベント)」で、オープニングと同時に「たまむすび」パーソナリティの赤江珠緒さんと博多大吉さんが登場!そのまま番組を生放送!!というドッキリを実施しました。来場者だけでなく、社内の大半の人たちに内緒で行った大作戦でした。私に与えられたのは、その台本を書くという大役。先輩から何度も何度も書き直しを命じられて、慣れない仕事に不安でいっぱいでしたが、無事に放送と説明会を終えた時は充実感でいっぱいでした。気になる来場者アンケートにも驚きや好意的な声がたくさん寄せられており、その晩のビールは最高に美味しかったです!これをステップに、いつか必ずもっと面白い番組台本を書く、と心に誓った出来事でした。
ラジオの現場は少数精鋭です。
社員それぞれの活躍の場が大きく、やりがいと責任感をもって仕事に臨んでいます。
私のような若手社員のアイディアもとても大切にしてくれます。
また、ひとりひとりの距離感がとても近いのも良いところです。社内に顔を知らない人はいないですし、入社した時もすぐに輪の中に入れてもらえたことがとてもうれしかったのを憶えています。
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TBSラジオの仲間が増えることがとても嬉しくて楽しみです!
みなさんにお会いできる日が待ち遠しいです。
営業部と編成部・制作部や事業部との架け橋となるのが営業推進部の仕事です。
スポンサーからの要望を番組やCMに取り込み、実際の放送に至るまでの企画や調整をしたり、イベントの実施に必要な様々な手配をしたりと多岐にわたっています。
営業推進部はおおまかにいうと、デスク担当とCM制作・運行担当の2つのチームに分かれています。デスクチームは編成部、制作部や事業部と相談しながら、営業部がスポンサーに提案するためのセールス物件を企画・立案します。CM制作・運行担当はスポンサーからの要望を取り入れながらCMを制作、同時に放送枠を提案して決定すれば運行していきます。
また、売上の管理、リスナーの耳に届くCMとして妥当かどうかの考査も営業推進部の大事な仕事です。
まず第一に「バランス感覚」です。営業サイド(対スポンサー)と制作サイド(対リスナー)の利害は必ずしも一致しません。双方の意向を調整していくバランス感覚は必須です。
第二に「迅速性と正確性」です。超高速の情報化社会において、迅速な作業が会社に利益をもたらします。せっかくの良い情報も営業推進部の作業が遅滞すると他のメディアや他局との競争に負けてしまいかねません。正確性はあらゆる仕事での当然のことですが、マスメディアとして誤った情報を放送したり、ひいては「放送事故」につながるようなことは決して許されません。
最後に「プロデュース能力」です。営業がスポンサーや広告会社と相談しながら一緒に番組やイベントを立ち上げることも珍しくありません。営業推進部はその企画を立案したり、予算管理をしながら番組のオンエアやイベント実施に至るまでの推進役となります。
1990年ラジオ大阪に入社、2001年にTBSラジオ営業部に転職、その後営業推進部タイムデスクチーフ、営業部班長兼大宮支局長を経て2012年10月から現職。