俺の家の話

レポート REPORT

2021.1.19 オンライン記者会見!

1月18日(月)神田明神ホールにて行われたオンライン記者会見の模様をお送りします。
長瀬智也さん戸田恵梨香さん永山絢斗さん江口のりこさん桐谷健太さん西田敏行さん、そして脚本を担当した宮藤官九郎さんが登壇し、意気込みと番組の魅力を語ってくださいました。

写真

——長瀬さんと脚本の宮藤さんは初めてタッグを組んだ『池袋ウエストゲートパーク』から約20年、そして連続ドラマとしては『うぬぼれ刑事』以来11年ぶりのタッグとなります。今回、プロレスラーと能楽師というまったく違う世界で生きる観山寿一を演じてみていかがですか?
長瀬:今までもいろいろな作品で自分なりに二面性のある役を演じてきましたが、今回はお能とプロレス。かたや伝統芸能とかたや海外で生まれた文化。今まで演じた二面性のある役とはまた違った描き方になるのでは?と思っていました。実際に演じてみたら、これまで味わったことのないような感覚や気持ちになりました。今までも不器用ながらもいろいろなことを感じ取り、キャラクターなりの思いを募らせ、それが行動や言動になっていたのですが、今回はシンプルなセリフにも、若かったときには表現できなかったニュアンスを感じることがありました。すごく感慨深い気持ちになると同時に、新しいものを作る台本を書いていただけたなと思いました。

写真

——ポスターを拝見すると、まず目に入るのが長瀬さんの肉体美でした。肉体作りは大変でしたか?
長瀬:そうですね。毎日、ヘビーメタルを聴いていると、こういう体になります(笑)。まず闘争本能を湧き立たせないと、トレーニングも出来ませんから。

——体重はどれぐらい増えたんでしょうか?
長瀬:3か月で12〜13キロぐらい増やしました。

——長瀬さんのコメントを聞いて、宮藤さんは何か思うことはありますか?
宮藤:年末年始、『池袋ウエストゲートパーク』や『タイガー&ドラゴン』が配信でやっていたので見たのですが、若いときのテンポやセリフのキレがとても懐かしかったです。でも、今回は親の介護をする物語なので、タッチも全く違っていて。今、長瀬くんと2人でやるならこういう形になるのかなって思いました。そんなに早口じゃないですし、大きな声も出しませんしね。まぁ、大きい声は出しているんですけど(笑)。

——長瀬さんのナレーションも印象的でした。
宮藤:今までは心の声はいらなかったんです。『タイガー&ドラゴン』の虎児は思ったことは全部声に出して言ってしまうようなキャラクターでしたし。『うぬぼれ刑事』のうぬぼれも飲み屋に行ったら、思ったことは全部口にしてしまうようなキャラクターだったので。でも今回は“言えない”ってところが一番重要なのかなって思ったんです。今、思っていることを言わない、長瀬くんのモノローグ(心の声)はとてもいいですよね。映像を見ていても、寿一は不器用なんだろうなっていうのが伝わってきました。

——戸田さんは謎の多い介護ヘルパーの志田さくらを演じてみていかがでしたか?
戸田:プロデューサーや監督とさくらについてよくお話しているのですが、撮影に入ったのに、これほど役が分からないというのは初めての経験です。さくらが感情や意思を吐露するところもあるのですが、すごく断片的な人で。多面性があるというか、自分の中でも統一感があるような、ないような…。でも、それがさくらなんだなってことが、ようやく分かってきた段階です。

写真

——寿三郎の婚約者ということで、寿三郎を演じる西田さんにお姫様抱っこされるシーンもありますね。
戸田:オンエアだと5分ぐらいあるのかな?でも実際の撮影では何時間も西田さんにお姫様抱っこをしていただいていたので、西田さんの足が心配になりました。

——永山さんは長瀬さんとは初共演。長瀬さんとご一緒した感想をお聞かせください。
永山:本当に毎日幸せです。僕たちの世代にとって長瀬さんはヒーロー的存在なので。学生時代の自分に教えてあげたいです。「長瀬さんと共演することになるんだよ!」って。そのぐらいふわふわした気持ちになっちゃうときがあるほどです。

写真

——長瀬さんの魅力はどこですか?
永山:初めてお会いしてから、今では現場でお話させていただいていますが、長瀬さんはとても気遣いが出来る方だなと。いつも笑顔でありのままの姿でいる長瀬さんを見て、想像していた通りの方だ!と、うれしい気持ちがすごく強いです。

——永山さんの気持ちを聞いていかがですか?
長瀬:照れますね(笑)。永山絢斗くんとは初めてご一緒したんですけど、ナイスガイだなって個人的に思っていて。まだ撮影は始まったばかりなので、残りの時間でいろいろな絢斗くんと触れ合っていきたいです。

——江口さんが演じる観山舞は観山家で唯一の女性。しかも夫役はロバートの秋山竜次さん。舞を演じてみて、いかがですか?
江口:みなさん、面白い方たちばかりなので、撮影はすごく楽しいです。秋山さんはとても紳士的な方で、一緒にいて楽しいですね。

写真

——桐谷さんは今回、観山寿限無というキャラクターを演じてみていかがでしたか?
桐谷:宮藤さんの作品だと僕、緑色の鬼とか、妄想しまくってる係長とか、小さなTシャツを着ている男とか、ちょっと変わったキャラクターが多いんです。でも今回、脚本を読んで、こんな役をやらせてもらえるんだ!とすごくうれしかったことを覚えています。そして長瀬くんとは個人的な付き合いが15年ぐらいありまして。寿一と寿限無も幼いころからの間柄ということで、その空気感を自然に作れることはありがたいです。でも、そこに甘えず、もっといい空気を出せるよう一生懸命演じさせていただいています。

写真

——能の稽古はいかがですか?
桐谷:能楽師を演じさせていただくので、そこは一生懸命、お稽古をしています。最初は声の出し方自体が本当に難しくて。丹田から…へその下から声を出すことが全然出来なかったので、家や車の中でずっと声を出して練習していました。

——西田さんは長瀬さんとの共演はいかがですか?
西田:本当にうれしいオファーでした。オファーをいただいたとき、渡りに船というか、ふたつ返事で引き受けさせていただきました。長瀬くんは頼りになる男なんですよ。今、40代ですけど、われわれ70代からみて、最も働き盛りで遊び盛りの世代ですよね。40代になった長瀬くんが、表現者としてどんなことを思ってどういうことを表現するのか、とても楽しみです。長瀬くんが宮藤さんに相談を持ちかけて、『俺の家の話』の企画が生まれたと聞いていますので、そういう意味では本当に頼りになる2人が立ち上げてくれたドラマだと思います。その中で、私がいただいたのが能楽師の役。能とプロレスを一緒にするっていう発想がまずすごいでしょ! こんなのめったにないですよ。めったにないというか初めてです。TBSのホームドラマは名作が数多く残されています。例えば森繁久彌さんの『七人の孫』であるとか、『寺内貫太郎一家』であるとか。数多名作はありますけど、その轍をちゃんと追いかけながら、なおかつ新しいアイデアを取り込んでホームドラマを作るという、この姿勢は素晴らしいと思ったなぁ。第1話の完パケを見て、ホームドラマの神髄だと思いました。古くて新しい、面白くて悲しい、そんなドラマになっていると思います。宮藤さんの脚本は文字面を見ているとチャラく感じるんですけど、深いです。とても深い。そこを感じていたけたらと思います。

写真

——長瀬さんの父親役。西田さんからご覧になっていかがですか?
西田:何の違和感もなく見られました。すばらしい。そしてまた息子・秀生を演じる羽村仁成くんがハグしたくなるようなかわいさで。素晴らしい才能が集まっています。

——宮藤さん、みなさんのお言葉を聞いて、いかがですか?
宮藤:とてもうれしいです。第1話を見たのですが、すばらしかったです!!

写真

——みなさんのお話にもありましたが、プロレスラーと能楽師という設定はどのようにして生まれたのでしょうか?
宮藤:長瀬くんには、いつかプロレスラーの役をやってほしいなと思っていて。プロレスって、表情も動きも大きく見せるじゃないですか。技を食らった時のリアクションとか。長瀬くんにピッタリなんじゃないかなと思っていて。家を飛び出してプロレスラーになるという設定を考えた際、家はプロレスとは真逆の世界である伝統芸能がいいなと思ったんです。能は面をつけるんですが、プロレスにもマスクマンがいますし、四角い舞台という共通点があって。そして能は耐えるというか、自分を抑える芸で。一方、プロレスは自分を出す、発散する。そのギャップが面白いかなと思って、能とプロレスにしました。

——共通する点もありながら、相反するものなんですね。
宮藤:そうですね。“動くな”というのが能で、“動け”というのがプロレス。そこが面白くなるのかなって思いました。

——最後に、長瀬さんから『俺の家の話』をご覧になる視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。
長瀬:『俺の家の話』は、連続ドラマのキャパシティを超えているんじゃないかと、個人的には思っています。能楽師とプロレスラーを実際に演じてみて、僕自身感じることも多く、視聴者のみなさんにもそれが伝わればいいなと思っています。加えて、“家族の絆”に関しても、この会見に登壇しているひとりひとりが積み上げてきた“想い”みたいなものが交わっていけばいいなと。笑わせたいわけでも、泣かせたいわけでもなく、ただ面白いものを作りたい一心で今までやってきましたし、今も同じ想いでやっています。それぞれ自分に正直に表現しているので、きっと新しい形のホームドラマになっていると思います。こんなご時世ですが、おうちにいらっしゃる時間のお供になればと思いながら、日々撮影しています。1月22日に第1話がスタートします。楽しんで見ていただけたらうれしいです。

写真

以上で、オンライン会見は終了。
登壇されたみなさんの想いが少しでも伝われば幸いです。
金曜ドラマ『俺の家の話』は、第1話の放送は、1月22日(金)よる10時から15分拡大スペシャルでお届けします。ぜひご覧ください!

Back Number

  • 写真2021.3.5
  • 写真2021.2.26
  • 写真2021.2.19
  • 写真2021.2.16
  • 写真2021.2.12
  • 写真2021.2.5
  • 写真2021.2.3
  • 写真2021.1.29
  • 写真2021.1.28
  • 写真2021.1.26
  • 写真2021.1.22
  • 写真2021.1.21
  • 写真2021.1.19
  • 写真2021.1.14
  • 写真2021.1.7
  • 写真2020.12.24
  • 写真2020.12.22

このページをシェアする

Back to Top