2020.11.27
第2弾出演者発表
上段左から、井之脇海、桐谷健太、永山絢斗
下段左から、平岩紙、西田敏行、江口のりこ
長瀬扮する主人公の観山寿一(みやま・じゅいち)を取り巻く個性的なキャラクターとして、桐谷健太、永山絢斗、江口のりこ、井之脇海、平岩紙、そして、西田敏行の出演が決定した。
寿一の父・寿三郎(じゅさぶろう)の一番弟子にして芸養子でもある寿限無(じゅげむ)を演じるのは桐谷健太。長瀬とは『タイガー&ドラゴン』(2005年)など数々の作品で共演経験のある桐谷だが、今回は能楽の名家の長男と芸養子という間柄。どういった関係に発展し、どのような熱い演技合戦を繰り広げるかに注目だ。
寿一の弟・踊介(ようすけ)を演じるのは、長瀬と初共演となる永山絢斗。踊介は寿三郎の厳しすぎる指導に反発し、家を出てプロレスラーになった兄・寿一とは真逆で、純粋に「能」を愛している。しかし、自分には才能がないことを悟った踊介は能の世界で生きることを諦め、それでも父の役に立ちたくて弁護士になった。そんな寿一と踊介の兄弟バトルにも注目していただきたい。
江口のりこは、観山家の長女であり寿一の妹・舞(まい)を演じる。進学塾で講師をしている舞は、女性というだけで宗家を継げず、寿一や踊介に劣等感を抱いている。『半沢直樹』の国土交通大臣・白井亜希子役など、多様な役で輝きを放つ江口。今度は家族を相手にどのようなキャラクターを見せるのかに期待が高まる。
また、能楽とは別世界で生きるプロレスラー・プリティ原を井之脇海、寿一の別れた妻・ユカを平岩紙が演じる。
そして、宮藤作品に欠かせない存在である西田敏行が、観山流の宗家であり、寿一の父・寿三郎を演じる。『うぬぼれ刑事』(2010年)では長瀬演じるうぬぼれの父役、『タイガー&ドラゴン』では父子のような関係性の落語家の師匠を演じてきた西田。今作では長瀬とどのような父子像を見せてくれるのか、そして、今回発表になった個性的なメンバーが宮藤作品でどのような演技を見せるのか。濃すぎる観山家が繰り広げる家族の話、ぜひご期待ください!
藤田ニコルさん
ドラマのオファーが来たって聞いたときは、まさか! とビックリしました。普段は「演技NG」と言っているくらい自分で頑なに演技からは逃げていたんですけど、こんな機会はないと思い頑張りました。本人役ということでとっても楽しかったです! 素敵な経験にもなりました。長瀬さんも西田さんも初めましてだったのですが、現場ではとっても優しくしていただきました。カメラが回らない時は3人で世間話や映画の話をしたり、緊張していた私にとってはとても心が安らぎました。長瀬さんから「これからも演技やればいいのに」と言ってもらったので、ちょっとずつ克服していこうかなと思います(笑)。
今回『俺の家の話』に藤田ニコル役で出演させていただきました。皆さま、今回の出演をあたたかい目で見守ってください️。よろしくお願いします。