水戸黄門大学

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パナソニックドラマシアター水戸黄門 40周年第40部記念 スペシャルコンテンツ



うずまさ通信

/『水戸黄門』の殺陣(たて)シーンを支える東映剣会の俳優陣をご紹介します
vol.14 高橋 弘志(たかはしひろし)さん


◎生年月日、出身◎
1960年2月11日、京都府。
◎ニックネーク◎
特になし。
◎好物◎
生湯葉(なまゆば)。普通は豆乳を加熱してできる生湯葉を食べますが、ある時、もっとガッツリ生湯葉を食べたい!と思いまして、買ってきた生湯葉を豆乳鍋に入れて、どろっと溶けたところをすくってポン酢で食べたんです。これがおいしくて、僕は「生湯葉しゃぶしゃぶ」と名づけ、20年近くハマっています。生麩(なまふ)も切って入れるとおいしいですよ。
◎苦手なもの◎
人間。
◎趣味◎
温泉巡り。新潟の月岡温泉とか北海道の支笏湖の温泉とか特に良かったですね。
◎得意技◎
背面納刀。
◎俳優になったきっかけ◎
特に大きなきっかけはありませんが、子どもの頃から映画は好きでした。一番お気に入りだったのがジュリー・アンドリュースの『サウンド・オブ・ミュージック』。映画館にカセットデッキを持ち込んで、セリフも音楽もすべて録音して、何度も聞いて楽しみました。今そんなことをしたらマズイですけどね(笑)。学校を卒業してこの世界に入った時、両親からは「もっとちゃんとした(固い)仕事に就きなさい」って反対されたんですが、祖母がポツンと「しょうがないよ。おじいちゃんが映写技師やったんやから」って言ったんです。実は祖母も映画館で、もぎり(チケットを切る受付嬢)をしていたとか。祖父は僕が生まれた時にすでに他界していたので初耳でしたが、その時、この仕事に就いたのは祖父のDNAかもしれない、なんて思いましたね。
◎撮影の思い出◎
『水戸黄門』で強烈に印象に残っているのは、東野英治郎さんがロケ先で崖から落ちたこと。奇跡的にケガもなく撮影も続行できたので良かったですが、目の前に立っていらした東野さんの姿が突然消えて、崖下に滑り落ちていった時は本当に焦りました。
◎殺陣への思い◎
殺陣の魅力は、やっぱり緊迫感!芝居の中でも、全員があれほど緊張してひとつの方向に集中する瞬間はなかなかないですからね。僕自身、ラストの立ち回りシーンの撮影がある前の晩はお酒を飲まないようにしています。
(俳優を目指す子どもたちにチャンバラを教えているそうですが?)殺陣師の菅原さんから引き継いで始めたんですが、チャンバラ文化を広めるための活動のひとつです。僕も小さい頃はよくチャンバラごっこをして遊びましたけど、時代は変わってもやっぱり子どもは基本的にチャンバラが好き。みんな面白がってやっていますよ。ただ自分もそうでしたが、中学生くらいになると洋モノや流行りモノに興味が移ってしまう。大人になってまた日本文化に戻ってきてくれたらいいですね。



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