水戸黄門大学

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パナソニックドラマシアター水戸黄門 40周年第40部記念 スペシャルコンテンツ



うずまさ通信

/『水戸黄門』の殺陣(たて)シーンを支える東映剣会の俳優陣をご紹介します
vol.7 木谷 邦臣(きたにくにおみ)さん


◎生年月日、出身◎
1938年5月21日、愛知県。
◎ニックネーム◎
「ゴンちゃん」。出演した映画からきています。
◎好物◎
ニンジン以外は何でも食べます。
◎苦手なもの◎
馬は苦手なので、乗りません。昔からいろんな監督に「馬だけはアカンな」って言われてます(笑)。乗馬の専門家に言わせると、若い頃に落馬の経験がないのが逆に良くなかったみたいですね。
◎趣味◎
今はゴルフ。里見さんをはじめスターさんのトロフィーをかけてやる東映の「ズッコケ会」というゴルフの大会に出たりしています。もう130回以上続いている会なんですよ。
◎得意技◎
舟に関することと柔道ですね。舟は竿(さお)や艪(ろ)、櫂(かい)など漕ぐ道具にもいろいろあるんですよ。それから投網をキャメラにかぶせたり、地引網もやります。親が漁師だったので手伝っているうちに自然に覚えたんです。
◎俳優になったきっかけ◎
映画が好きで見ていましたし、「新撰組」の殺陣シーンに興味を持ったのがきっかけのひとつ。東映の専属演技者になって3カ月間は、師匠で殺陣師の谷明憲(たにめいけん)さんに、道場で朝9時から夕方5時までみっちり稽古を受けるのが仕事でした。そのおかげで今の自分があると思っています。
◎撮影の思い出◎
映画『柳生一族の陰謀』の宣伝用の映像を萬屋錦之介さんと二人で撮ったのが一番心に残っています。任侠ものの『緋牡丹博徒』シリーズも全部出てますし、『水戸黄門』も歴代5人の黄門様とご一緒しました。出演作の数で言えば、もう1000本くらい。思い出はいっぱいあり過ぎる(笑)。
自分で演じる以外に所作指導もやっています。最近担当したのは「大奥」や「十三人の刺客」。時代劇ならでは動きや長袴(ながばかま)のはき方なんかも指導しました。
◎殺陣への思い◎
殺陣はとにかく面白いですね。刀や槍(やり)、薙刀(なぎなた)、棒、ヌンチャク、二刀流、空手……なんでも自由自在にできるようになったのは、入社当初に基礎から稽古をしたおかげ。それと剣会は映画村で「殺陣田村(たてたむら)」という芝居をやっていますが、その中で僕は100手とか200手を続けて一人で演じていて、それも非常に面白くやっています。



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