この差って何ですか?

2020年8月11日(火)

気づかないうちに変わっていた!ロングセラーお菓子の「今」と「昔」の差

この差は…
「ハッピーターン」の差は、「ハッピーターンの粉」
「きのこの山」の差は、「味のコントラスト」
「プリッツ」の差は、「微粒子パウダー」
「ハイチュウ」の差は、「外側と内側が逆に」
「あずきバー」の差は、「砂糖を減らしている」
「ガリガリ君」の差は、「氷の粒の大きさ」
「モナ王」の差は、「山の数」
「ジャイアントコーン」の差は、幸せのチョコだまり」 かどうか
長年愛されるロングセラー商品がどのように生き残ってきたかまとめた!

「ロングセラー商品」の昔と今の差とは?

生存競争が厳しいお菓子の世界。これまでも数々のお菓子が登場しては消えてきた!ロングセラーとして、店頭に並び続けるのはごくわずか。ただ一方で、「ハッピーターン」は、今から何と44年前の1976年に発売されているが、どんどん進化している。番組で調べた 現在のお菓子人気ランキングにもTOP10に入っている。このように「ハッピーターン」を始め、長年愛されるロングセラー商品がどのように生き残ってきたかまとめた。今回は、4つのロングセラーお菓子と、4つのロングセラーアイスの気付かないうちに変わっていた昔と今の差をご紹介!

「ハッピーターン」の差とは?

まずは、「ハッピーターン」!誕生は、今から44年前の1976年。開発当時は、「第1次オイルショック」の影響で、日本は不景気の真っただ中。そんな時代だからこそ、「日本中の皆さんに幸せが戻ってきますように!」と願いを込めて、「ハッピーターン」と名付けられた。そんな「ハッピーターン」、44年間の歴史の中で、私たちが気付いていないうちに、2つの大きな差が生まれていた!「ハッピーターンの粉」!どんどん変わっている。1度目は、今から15年前の2005年。元々「ハッピーターン」の表面は、平らな状態。お客様から「ハッピーパウダー」をもっと食べたいと要望があったので、溝をつけて、「ハッピーパウダー」が、こぼれないようにした!さらに、2019年。お馴染みの旨味成分、アミノ酸などを調合した「ハッピーパウダー」の他に、もう1つ工夫が加えられた!新たにリニューアルに加えたのが「ハッピーシャワー製法」。コク旨の美味しさをシャワーのようにふりかけて仕上げるとのこと。

「きのこの山」の差とは?

続いては、「きのこの山」!誕生は、今から45年前の1975年!当時、人気だった「アポロ」にクラッカーで軸をさしたのが誕生のきっかけ!!そんな「きのこの山」も、私たちが気付いていないうちに、2つの大きな差が生まれていた!1度目は、今から17年前の2003年。「きのこの山」は、2003年に、チョコレート部分が1層から2層に変わった。そう!時代の変化に合わせて、「甘さ控えめのビターチョコレート」と「甘いミルクチョコレート」の2層になっていた!もちろん兄弟商品「たけのこの里」も!そして、さらに、昨年2019年。そう!「きのこの山」の軸となるクラッカーに練り込む「塩」を増量。「甘さ」と「塩味」のバランスを取ることで、味のコントラストを出して、飽きがこないよう工夫しているとのこと。

「プリッツ」の差とは?

続いては、「プリッツ」!その誕生は、今から57年前の1962年。ステックタイプのお菓子の先駆けとして誕生し、今でも「1秒に3個売れている」国民的お菓子!そんな「プリッツ」。実は、2019年。57年間の歴史の中でも 特に大きな差が生まれていた!「プリッツ」の味の決め手は、表面についているパウダー!今までの「プリッツ」より、微粒子になっていて、舌に入って行った時、より味を感受しやすい。この「微粒子パウダー」は、非常に手が汚れにくくなっている。スマホしながらでも、手がほとんど汚れないとのこと。

「ハイチュウ」の差とは?

続いては「ハイチュウ」!シリーズで、年間8億8,800万粒を売り上げるキングオブソフトキャンディ!誕生は、今から45年前の1975年!当時、森永製菓で、高級志向をウリにして人気だった「ハイ クラウン」や「ハイ ソフト」の「ハイ」と「チューイングガム」の「チュウ」を取って、「ハイチュウ」と命名!しかし、2000年代に入ると、ソフトキャンディと言えば、「ハイチュウ」で来ていた。他社のソフトキャンディが発売され出した「ぷっ◯◯」とか、「メン◯◯」など、スゴく競争が激化。ライバルが現れ、競争が激化するなかで、2013年!そこで、ある差が生まれた!今、売られている「ハイチュウ」と、2013年以前に売られていた「ハイチュウ」を比べて頂ければ分かる。現在、売られている「ハイチュウ」と、2013年より以前の「ハイチュウ」をよく見ると、外側と内側が逆になっている!そもそも「ハイチュウ」は、「水あめ」と「砂糖」と「ゼラチン」に「フルーツ果汁」。色が着いている部分は、果汁がたくさん入っていて、白い部分は果汁が少なくなっている。食べ始めに、しっかり「フルーツの濃さ」を感じて頂いて、逆に食べ終わりは「スッキリとした食べ終わり」にした方が、美味しく食べられるというのではとの考えで、逆転させたとのこと。

「あずきバー」の差とは?

さらに!ここからは、気づいていないうちに変わっていた!ロングセラー「アイス」の今と昔の差!材料となるたっぷりの小豆を煮て、型に流して、凍らせた「あずきバー」。独特の固さでもお馴染み。誕生は、今から47年前の1973年!「あずきバー」が生まれる前は、井村屋の主力商品は和菓子だった。「あずきバー」は、得意とする「ぜんざい」を凍らせて固めて、美味しいアイスができないか?というコンセプトで考えた。乳製品も使わず、空気も含ませていないので硬い食感になっている。ちなみに、「あずきバー」は、ぜんざいを凍らせたものなので、電子レンジで温めると、「ぜんざい」としても食べることができる!!そんな「あずきバー」も、今から、30年前の1990年頃。1990年頃から、お客様に健康志向が高まり、それにともない、砂糖を減らしている。それと同時に水分が増えている。その水分が凍ることで、より硬い食感になっている。硬いことでおなじみのロングセラー商品の「あずきバー」だが、実は、柔らかい「あずきバー」を、過去3回挑戦したが、どうしても「あずきバーは硬くないと」という意見が多くて、あまり売れずに販売中止に。「あの硬さ」も楽しんで頂いているともいえるとのこと。

「ガリガリ君」の差とは?

続いて、氷をソーダのシロップと混ぜ合わせて、型に入れて固めた「ガリガリ君」!最近では、「ナポリタン味」や「コーンポタージュ味」でも、話題に!!誕生は、今から39年前の1981年!当時は、絵の上手な社員さんがキャラクターを書いていた!!そんな「ガリガリ君」も2002年に差が!実は、氷の粒の大きさが、小さくなった。氷が全体的に小さくなり、大きさも均一に!今の子供は、昔の子供に比べて、顎が弱くなったため、昔の子供ほど、ガリガリできなくなってしまったとのこと。

「モナ王」の差とは?

続いて、「モナ王」!誕生は、今から24年前の1996年!そんな「モナ王」も、2007年にある差が!実は、山の数を【3山】から【8山】に変更。【3山】だと、例えば、家族4人で「モナ王」を分けようとした時に、お父さんだけ仲間ハズレになると考え、【8山】にすると家族が何人いても分けやすいと考えた変更したとのこと。

「ジャイアントコーン」の差とは?

最後は、「ジャイアントコーン」!!その誕生は、今から54年前の1966年!ちなみに、当時CMに出ていたジャイアント馬場さんはプロレスの試合後、ラッシャー木村さんに「馬場!最近、どうも元気だと思ったら、この野郎!お前、ジャイアントコーンを食っているな!」と言われたことも!そんな「ジャイアントコーン」も、今年、差が!!「ジャイアントコーン」は、「ひと口目にしか驚きがない!」と言われることが増えた。そこで、改めて「ジャイアントコーン」の最初から最後まで魅力を伝えたいと思い、今年から「幸せのチョコだまり」を作ったとのこと。そう、「ジャイアントコーン」は、コーンにチョコレート、そして、バニアアイス。さらに、そこにチョコレートを加えて作られているが、コーンに吹き付けるチョコレートを増やし、最後まで美味しく食べられるように工夫をしているとのこと。

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