インタビュー

インタビュー 中村倫也さん

Q:台本を読んでいかがでしたか?
主人公の樹木を演じるのが森七菜ちゃん。若い女の子目線で物語は進んでいくのですが、ドラマの作りは王道だなと感じました。構成という部分でいうと、大人の方も楽しめるし、間口の広さは厚みのある作品だと思いました。

Q:演じる浅羽拓実は、どのような人物ですか?
エクサゾンという会社から出向してきた「ココエブリィ」の社長です。年は30歳ぐらいで、辣腕をふるっている男。社員からすると、“気に食わないやつがきた!”って思われていそうですね。でも、そこには浅羽なりの目論見があって。そんな中、樹木と出会い、樹木の才能を会社にいかすため一緒にスイーツ開発を始める。実際に演じてみると、わかりづらい男だなと(笑)。いい人だと思われるのが恥ずかしいんだろうなって。パーソナルな部分では自分の優しさを「優しいでしょ!」とアピールをしない男だと思います。

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Q:浅羽を演じるにあたり、大切にしていることは?
まずは楽しむことです。僕にとって、自分と一緒に撮影する人が楽しめているかどうかっていうのは結構、大事な指針にしていて。もちろん、楽しいだけじゃダメなんですけど、せっかくなら楽しくやりたいと思っています。実は先日、現場で紙飛行機を作って遊んでいて。みんなもやるだろうなって思っていたら、全然食いついてくれませんでした(笑)。現場の僕はそんな感じです(笑)。

Q:主演の森七菜さんの印象は?
大人しいだけじゃない、スパークする子だっていう印象があったので、どんな子なんだろう?と思っていました。実際に会ったら、とても魅力的で素敵な子で、輝きがすごかったです。あと意外と本筋から1本、脇にそれたところを楽しむ子だと思ったので、そういうところで遊べたら楽しそうですね。

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Q:キャストの方たちとも打ち解けてきましたか?
はい、徐々に変化していると思います。七菜ちゃんも人見知りだと言っていましたけど、だいぶ無邪気な笑顔を見せてくれるようになりましたし。太賀やしーちゃん(石橋静河)も含め4人で集まるシーンは、みんながどんなモノを持ち寄ってくるのか、楽しみにしています。また先輩方も出演されていますが、百戦錬磨の方たちなので、自分の関わっていなかったシーンが映像でどのように繋がっていくのか、すごく楽しみです。文字だけじゃ分からない豊かなキャラクターになっていると思うので期待しています。とにかく七菜ちゃんと太賀の2人が魅力的なので、僕も毎日必死に食らいついて置いていかれないように頑張っています。

Q:最後に、このドラマの見どころを教えてください。
いろいろな世代の人が、それぞれの仕事や人生や恋に頑張っている、非常に健やかな作品になっていると思います。2020年のクリスマスにそっと靴下の中に入れて渡せるような作品になればいいなと思っていますので、ぜひ最後までご覧になってください!

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