今回は、これまで何度も登場してきた
豪華絢爛なダイニングルームと
リビングルームを紹介します。
と、その前に第6話を軽くおさらい。
冒頭は祥子の衝撃的なひと言から始まりました。
「あなたのお母さん、禎子さんも殺されたのよ」
呆然と立ち尽くしてしまう伯朗。
さらに小泉の家の天井裏に隠された箱から見つかった手紙には
明人からのメッセージがありました。
「母さんを殺した犯人を見つけてくれ」
母の死の真相を突き止めるため、
ついに伯朗が正面から矢神家と向き合う様相を見せた第6話でした。
一方、1人で勇磨と出会い、伯朗から怒られてしまった楓。
そんな楓を篭絡しようとした勇磨を演じるディーンさんは
「矢神家で勢ぞろいする撮影ではセットの中に入ると、みんなでワイワイと賑やかに話をするというよりは、それぞれが集中して粛々と過ごしている事が多いです」
とおっしゃっていたのですが、
やはり撮影を重ねてもセットの重厚感は
出演者の方たちを圧倒しているようです。
最近では矢神家の一同が集まることも少ないんですが、
集まるといえば、ダイニングルームかリビングルームですよね。
そこでダイニングルームとリビングルームを制作した
美術さんのこだわりを紹介します。
まずはダイニングルームから。
「親族が集まる大きなダイニングテーブルのバックにはステンドグラスを設置し、スタジオのスペースを最大限使って、屋敷の大きさを表現しました」
という美術さん。確かにスタジオの中に入ると、ドド〜ンと
ダイニングルームのセットがスタジオの大半を占めています。
「半円の少し膨らんだスペースに椅子と丸いサイドテーブルを並べ、9枚のステンドグラスを入れています。手前にカーテンを吊るしたスペースはこだわって作りました」
確かに、この半円のスペースが
お屋敷の豪華さを引き立たせている感じがします。
そしてリビングルーム。
「リビングは大胆に設置したソファのバックの壁にペルシャ絨毯をタペストリーにすることで、迫力のある画作りを意識しました。また大きなホールクロックを設置して、定番のミステリー要素も入れています」
壁に飾ってあるペルシャ絨毯というのは、
以前にも紹介した3600万円もする超高価なペルシャ絨毯。
豪華なシャンデリアもリビングルームを
際立たせることに一役買っています。
こちらは矢神家のどなたかが飲んだ紅茶でしょうか!?
こんな豪華な部屋でティータイムを
満喫してみたいものです。
きっと、なかなか落ち着いてお茶なんか飲めかなさそうですけどね。
次回は牧雄の部屋を紹介します。