危険なビーナス

登場人物 CHARACTER

手島伯朗(38)・・・妻夫木 聡

池田動物病院の院長代理として勤務する獣医。5歳の時に父親が亡くなり、その後母親が矢神家の御曹司と再婚。矢神家の一員となったが、矢神の血を引く弟とは異なり、連れ子である伯朗は一族の中で肩身の狭い思いをして生きてきた。そのため、矢神家から姓を抜き、一族とも縁を切る選択をした。
正義感が強く真面目な性格だが、美女にはめっぽう弱い。突然現れた「弟の妻」にも翻弄され、次第に謎の美女の魅力に惹かれていく。

矢神 楓(30)・・・吉高由里子

伯朗の弟・明人の妻だと名乗る謎の女。ある日突然、伯朗の前に現れる。明るく聡明な女性だが、どこかミステリアスな雰囲気を放つ。キャビンアテンダントとして働いていた時に海外で明人と出会い、結婚。それ以降は仕事を辞めて、IT関連の仕事をしている明人の仕事を手伝っていた。明人の父が危篤だと聞き、結婚の報告も兼ねて一緒に日本へ帰国する。その直後に明人が失踪し、義理の兄にあたる伯朗に一緒に捜して欲しいと願い出る。

矢神勇磨(40)・・・ディーン・フジオカ

矢神家の養子。商売の才覚があり、都内に複数のダイニングレストランを経営している。連れ子として矢神家にやって来た伯朗を昔から見下していて、事あるごとに挑発してくる嫌味な男。明人を捜すために伯朗と共に矢神家を訪れた楓のことを気に入り、明人の妻であることを知りながら強引にアプローチをする。

矢神明人(29)・・・染谷将太

伯朗の母と再婚相手との間にできた伯朗の異父弟。矢神家の現当主の血を引く唯一の存在で、30億ともいわれる遺産を相続する権利を持つ。幼いころから優秀で後継ぎとして大きな期待をかけられていたが、人工知能の研究に没頭し、今はアメリカで人工知能を生かしたIT関連の仕事をしている。そこで偶然知り合った楓と結婚。現当主である父・康治が危篤と知りアメリカから帰国するが、その直後に失踪する。

蔭山元美(31)・・・中村アン

池田動物病院で伯朗の助手を務める動物看護師。一見クールな雰囲気だが、どんな動物にも愛される能力を持つ。常に冷静で、伯朗を陰ながら支えている有能な助手。観察眼も優れていて、時に伯朗に鋭い指摘をすることも。

支倉百合華(26)・・・堀田真由

支倉家の長女で、明人の従妹にあたる。ブックデザイナー。幼い頃から明人に好意を寄せていたが、明人が結婚したことを知り、楓に対して敵意をむき出しにする。

君津 光(27)・・・結木滉星

矢神家の使用人兼執事。波恵の指示で、裏で楓の素性を探っている。常に無表情で本心を見せない青年。

永峰 杏梨(34)・・・福田麻貴

矢神家の現当主・康治の専属看護師。末期がんで寝たきりの康治の看護のため、矢神の屋敷へ出入りするシングルマザー。

矢神佐代(61)・・・麻生祐未

康之介の養子。高級クラブのママで、艶っぽい上品な女性。観察眼と洞察力に優れている。

兼岩順子(57)・・・坂井真紀

伯朗の母・禎子の妹で、伯朗にとっては叔母。研究に人生を捧げてきた夫・憲三を支える良き妻。憲三との間に子どもはなく、伯朗を実の子の様に可愛がっている。

支倉祥子(58)・・・安蘭けい

康之介と後妻の間に生まれ、康治と波恵の異母妹。矢神の家を出たために、遺産相続を主張する立場としては弱いが、何かと口を出す。おしゃべりで金遣いが荒い。

支倉隆司(59)・・・田口浩正

祥子の夫。介護施設グループの経営者。傾き始めた介護施設「矢神園」を康之介から引き継ぎ、立て直した。矢神家では親戚一同に頭が上がらない。

矢神牧雄(56)・・・池内万作

康之介と後妻の子。祥子の実弟。医師。社交性がなく、必要な事以外口を開かない。

矢神康之介(故人)・・・栗田芳宏

医師として医学界に輝かしい功績を残し、巨万の富を築いてきた矢神家の前当主。狡猾で強欲。遺言書に『すべての個人資産は矢神明人に譲る』と残してこの世を去った。

矢神康治(68)・・・栗原英雄

伯朗の母・禎子の再婚相手。康之介の長男で矢神家の現当主で医師。矢神総合病院院長。伯朗にとっては義理の父親にあたる。現在は末期がんを患い余命いくばくもなく、寝たきりの状態。

矢神禎子(故人)・・・斉藤由貴

伯朗と明人の母。伯朗の実父の死後、矢神家の御曹司・康治と再婚し、明人を出産した。名家「矢神家」に入ったことで親戚づきあいに苦悩するが、そんな中でも家族を大切にしようとした芯の強い女性。16年前、伯朗が大学生の時に事故死した。

矢神波恵(66)・・・戸田恵子

康治の実妹。独身。矢神家の遺産を管理しており、寝たきりの康治の面倒を見ている。「矢神家は自分が守る」という強い意志があり、明人の妻だと名乗る楓を怪しむ。

兼岩憲三(65)・・・小日向文世

順子の夫。数学者。以前は大学で数学を教えていたが、教壇を退いてからも独自に数学の研究を続けている。伯朗も信頼を寄せており、今でもたまに酒を酌み交わしている。

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