ロケ地ガイド

月曜ミステリーシアター『刑事のまなざし』2013年10月7日より毎週月曜よる8時放送

ロケ地ガイド

夏目が勤務する「東池袋署」は、その名の通り東池袋あるという設定で、撮影も池袋周辺でのロケが多く行われています。このコーナーでは、ドラマの撮影が行われたロケ地のほか、池袋周辺の有名スポットなどを紹介しちゃいます。

その3・雑司が谷霊園

約10ヘクタールもの広さを有する「雑司が谷霊園」は、多くの人が行き交う池袋エリアにおいて、都心であることを忘れてしまう閑静なところ。その始まりは、明治政府による「自葬禁止」「埋葬禁止」などの法令や布告に伴い墓地の必要性が高まったためとのことで、1874年(明治7年)9月1日に「雑司が谷旭出町墓地」として開設されました。その後、1935年(昭和10年)に現在の「雑司が谷霊園」へと名称が変更され現在に至ります。 明治初期の頃、この地域は「雑司が谷村」と呼ばれていたことで、現在でも地名として残っていますが、実際に霊園が立地しているのは南池袋となっています。これは霊園が造営されて以来、数回行われている区町村編成によるもので、1932年(昭和7年)には1〜7丁目まであった雑司が谷町が、1966年(昭和41年)、霊園が位置する町の北側半分ほどが南池袋に編入されたためです。
ここ雑司が谷霊園は、夏目漱石や永井荷風、泉鏡花などの文豪のほか、竹久夢二や大川橋蔵、東条英機など著名人の墓が多数あることでも知られ、散策に訪れる人たちの姿も多く見られます。東池袋の繁華街から10〜15分ほどの距離なので、都会の喧騒に疲れたら、ちょっと足を伸ばしてみるのもおすすめです。

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