毎週火曜深夜24時58分

登場人物

鏑木(かぶらぎ) (みやこ)SUMIRE
大手化粧品メーカー『山茶花堂(さざんかどう)』営業部所属。勤勉で成績優秀、愛想も良い。年収1000万円超えの所謂バリキャリ女子。しかし毎日が窮屈な自分の人生の在り方に悩んでいる。とあるギャラリーで一枚の絵画に出会ったことで一念発起。諦めていた画家になるという夢を叶えるべく、仕事と藝大受験の両立を目指す。

(たいら) 真太郎(しんたろう)神尾楓珠
圧倒的画力を持つが、東京藝大目指して六浪中のミステリアスな浪人生。都と同じ美術予備校『童心塾(どうしんじゅく)』に通っている。ダビデ像のように整った顔立ちをしているが、性格は苛烈でとにかく口が悪い。美術以外にはてんで興味がなく、常に飄々としている。自らの実力で藝大に合格したものの、自殺した兄・光也の絵を踏襲し、兄の絵で藝大に合格することを目指している。

(みなもと) 洋二(ようじ)朝井大智
都の勤める『山茶花堂(さざんかどう)』企画開発部所属。有能で人当たりも良く、頼れる上司。憎めない人の良さがある。過密なスケジュールを過ごしているが、顔に出すこともなく、毎日を懸命に働いている。常にチャレンジすることを諦めない都に魅力を感じている。

夏目(なつめ) きいろ( )田辺桃子
新進気鋭のカメラマンで、若者に絶大な人気を誇るインフルエンサーでもある。「YES」「NO」がはっきりしており、言葉は強いが、その裏にはクリエイターとして迷ってはならないという鉄壁の信念と、若者だからと、ナメられたくないという思いがある。

(たいら) 光也(みつや)倉 悠貴
聡明な真太郎の兄。弟に先立って美術の世界を志していた。10年に一度の天才と呼ばれていたが、藝大受験には不合格を重ねる。志なかばでその道を降り、海で命を絶った。

高尾(たかお) ハナ( )石川瑠華
美大現役合格を目指す高校生。都と同じ美術予備校『童心塾(どうしんじゅく)』に通う。好きな作家は岡本太郎。芸術は爆発で刺激的でないといけないという信念がある。誰とでも打ち解けるが、やや思い込みが激しく、極端な負けず嫌い。

栗林(くりばやし) 一人(かずと)高橋 (なお)
美大合格を目指す浪人生。二浪。都と同じ美術予備校『童心塾(どうしんじゅく)』に通う。あだ名はクリント。一見近寄り難い雰囲気だが心根は優しく、皆のお兄ちゃん的存在。画材代を稼ぐためにガソリンスタンドでバイトをしている。

早川(はやかわ) 草介(そうすけ)秋谷郁甫
美大合格を目指す予備校生。一浪。都と同じ美術予備校『童心塾(どうしんじゅく)』に通う。胃腸が弱く、引っ込み思案な性格で、いつも体の調子が悪くなって実力を発揮できない。自分ならではの表現について悩んでいる。

芦屋(あしや) 博康(ひろやす)田中隆三
喫茶店『ついんず』のマスター。とある人物とその周囲を優しく見守る。

綿貫(わたぬき) 明世(あきよ)美波
都の通う美術予備校『童心塾(どうしんじゅく)』の講師。美術の世界を歩む生徒たちに対し、絶妙な距離感を保ちつつ聡明に指導する。

綿貫(わたぬき) (ゆたか)利重 剛
とある人物の人生を変えた赤い絵を置く『Gallery FUSHA』の画廊主。広い知見を持ち、時に背中を押す。
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