はじめに
“好き” を見つけるのも、
“好き” で一番になるのも難しい。
けれど “好き” を続けることが、
何より難しく、誰より美しい。
年収1,000万円を超える “高収入女子” が
夢だった画家になるため
格差も壁も乗り越え
ヒューマンラブストーリー
『階段下のゴッホ』
主人公の鏑木都を演じるのは
天才的画力を持つミステリアスな
TBSの深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」。3作目となる『パパとムスメの7日間』が好評のこの枠だが、このたび、4作目となる『階段下のゴッホ』の放送が決定。9月20日 (火) 深夜24時58分からスタートする。
ドラマ初主演のSUMIREが演じるのは美人、勤勉、成績優秀な鏑木都。大手化粧品メーカーに勤め人望厚き働き盛りの30歳、年収1000万円超えの “高収入バリキャリ女子” である主人公。そんな彼女は、とある絵画に出会ったことで一念発起し、画家になるという夢を叶えるべく東京藝術大学を目指すこととなる。美術の道を志すことと、勤めている化粧品メーカーでの勤務を両立するという無謀にも見える挑戦を試みる都だが、意を決し入学した美術予備校で出会ったのは、“ザ・才能の塊” である6歳下の青年、平真太郎 (神尾楓珠) だった。その顔立ちの細やかさから通称 “ダビデ” と呼ばれるほどの真太郎。圧倒的な“才能”格差があり、次元の違いすぎる世界で生きる彼の作品に驚愕する都だが、真太郎はなんと藝大を目指し六浪中、さらに性格も苛烈で…!?
果たして、人は本当に “好き” や “情熱” だけで数々の格差を越え、夢や愛を掴めるのか? 本作は、自分らしく生きるために邁進し、強く逞しく夢にも仕事にも向き合い進んでいく都を通して、生きやすいようで生きにくい令和の時代を闊歩する人々にエールを送る。自分のやりたいことや信じたこと、夢を諦めない現代人に“それでも前に進め”と背中を押すドラマだ!
さらに『階段下のゴッホ』の美しさを写し取るようなビジュアル撮影を務めたのは山田智和氏。第一線で活躍し続けている山田氏の手によりドラマ本編の世界観が表現され、二人の間にある絶妙な距離感や“格差”を窺わせる。
格差も壁も乗り越え自分らしく生きるヒューマンラブストーリー『階段下のゴッホ』にご期待ください。
コメント
SUMIREさん
今回のお話をいただいた時は、素直にとてもうれしい気持ちでした。初主演でしたので自分にその大役が務まるのかなという不安もありましたが、その不安よりも観てくださる方々に共感していただけるような、一緒に楽しめる作品作りをするぞというワクワクした気持ちの方が上回っていました。私自身、普段趣味として絵を描いているので、作品を通して美術に触れ合えることもとても興味深く楽しみでした。
都の人を思って尽くすところは、自分と共通する性格だと思います。私も普段友人や家族に対してこれをしたら喜んでくれるかなと考えたり、相談にのってあげたいと思うので、都の周りの人に対して愛情深いところに魅力を感じますし、共感できる内面を見つけられてうれしいです。
都を演じていて、飾らない自分でいることで周りとも楽しく思いやりを持って過ごせますし、それは自分の人生をも明るくしてくれる大切なことだなと改めて強く思いました。この作品を通して、自分の人生をどうしたら魅力的に彩り豊かに過ごせるのか、都の生き方もひとつのメッセージとして、観てくださる方々にとって良いきっかけになればうれしいです。
神尾楓珠さん
美術の世界は正直あまり触れてきていない世界だったので、僕が演じる真太郎が天才というところに不安はありました。
ですが、オリジナルの脚本ということで、そのキャラクターのイメージは崩さないようにしつつ、自分なりに楽しんで演じさせていただいています。夢を追っている方や、日々一生懸命働いている方に刺さるシーンやセリフがたくさんあるので楽しみにしていてください。
倉 悠貴さん
脚本を読んで、刺さる言葉がたくさんありましたが、読み終わった時にはふっと胸が軽くなるような、そんな印象を受けました。
作品の根幹ともなる役なので、毎シーン丁寧に丁寧にと作っていきました。
美術の世界にいる人とは言っても、「何かを伝える、表現する」ということは自分と共通していて、自分が知っている感情も多くあったので、寄り添いやすかったです。
時に努力というものは残酷で、報われないこともある。
でも、自分らしく、好きなものに打ち込むことは素晴らしい。
是非、ご覧いただければと思います。
演出・プロデューサー 小牧 桜
自分が本当に“好き”なものを見つけることはとても難しいことだと思います。そして、それを“好き”であり続けるには、努力と覚悟が必要です。報われるかどうかなどわからない。それでも自分の“好き”を信じて、一段また一段と一歩を踏みしめて生きる人たちが愛しく、そういう人たちを描きたいと、このドラマを作りました。いつもひたむきで等身大、共に歩んでくれるSUMIREさん。誰よりも優しく、一緒に考え、笑ってくれる神尾楓珠さん。お二人を筆頭に、物作りが大好きな素晴らしいスタッフと、演じることを楽しんでくれる最高の出演者の皆さんが揃い、いつの間にかこのドラマで描きたかった人たちが、共にドラマを作るチームになっていました。
物語は後半に差し掛かり、チームの一員として"好き"を携え最初の一歩を踏み出してくれた、倉悠貴さんが登場することになります。
人は表現することを諦めない。何故なら、伝えること、伝わることの素晴らしさを知っているから。
今日もどこかで自分の物語を描く誰かに、塗り重ね歩み続ける誰かに、そっと声援を送りたいです。最後まで、彩り豊かで愛情に満ち溢れたドラマをお届けします。どうぞ、お楽しみに!