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過去の放送 出演者 時事放談「サロン」 テレビプロデューサーの日々
 
 

違和感を2009年3月8日OA

武村:私自身の小沢さんとの関係は、近づいたり離れたり、近づいたり離れたり、という関係で、しかし小沢さんで、疑問に思うところは、そのまま、感じ続けている。金の問題というか、経世会的な体質ですね。それは細川内閣前後も、私ども「さきがけ」で、自民党を10名で飛び出して、2日遅れて、小沢さん達が40名ほどで、飛び出してきたんですが、経世会というのはね、金権腐敗の中枢みたいに思っていましたから。これと戦うのが、政治改革だという我々そういう主張をやって来ましたので「あれ〜経世会のど真ん中から出てきた」と。それが、選挙が終わってみて、2、3日したら、細川さんを総理にしようと小沢さんが言い出すし。一番最初は、僕は「それは謀略じゃないか?」と、細川さんに向かって言ったぐらいで、一緒になるということは、とても中身が違うという思いで違和感を感じていたんです。

店では塩辛とビールを頼んだ。210円と546円だった。部屋の反対側には大学の教授と思しきおじさんたち10人ほどが会合をひらいていたが、私の存在を気にしてか小声でなにやら話をしていた。「推薦入学のあり方は・・・」「でもそれだと文部省の指導が・・・」。なにやらその世界にもいろいろあるようだ。あの時、小沢氏は確か塩辛と、なんかもういくつか頼んで「おれはこれでいい」と言っていた。心臓を患った経験のある小沢氏は決まって小さいお銚子の熱燗を手酌で大事そうに飲む。自分で決めた本数があって、それを越える時は、周囲に「これ何本目だっけ」などと聞いてみたりする。聞かれたほうも心得たもので、「まだ2本じゃないですかあ」などと返すと、うれしそうに「じゃあもう一本」などと追加したものだった。しょっぱい塩辛に、ビールは進んだ。
長い間、小沢氏としのぎを削った野中氏は、小沢氏を擁護する亀井氏と激しい言い合いとなった。亀井氏は小沢氏を「悪魔」とまで言って対立していた野中氏と小沢氏の間を取り持ち、自自公連立政権を作った経緯のある間柄だ。


「出るべきものが出た」2009年3月15日OA

野中:岩手を中心に東北全体の仕切ってきたのが、やっぱり、その小沢さんがこういう状態が出てきたというのは、これは私は出るべきものが出た感じですね。

亀井:政治的にはそうかもしれませんけども、小沢さんは、私は法律でやるならやれば良いと思うんですよ。小沢さんを法律違反でやれなければ、私は大変な問題を残すという事ですね。いわゆる検察というのは「政治的にけしからんから、やっちゃえば良い」と言うのではなく。それはきちんと法律違反を犯してる場合に出るが検察の仕事ですからね。

野中:早くから、去年から、小沢さんの政党資金からマンションを建てたり、買ったり膨大な金が出てると言う話が出てましたから、私は捜査する側としては、当然、注目してたと思うんですよ。だから建前だけではね、これは律しきれない。

一方で、亀井氏の矛先は、「小沢頼み」になっている、民主党議員に向かった。


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