●違和感を2009年3月8日OA
店では塩辛とビールを頼んだ。210円と546円だった。部屋の反対側には大学の教授と思しきおじさんたち10人ほどが会合をひらいていたが、私の存在を気にしてか小声でなにやら話をしていた。「推薦入学のあり方は・・・」「でもそれだと文部省の指導が・・・」。なにやらその世界にもいろいろあるようだ。あの時、小沢氏は確か塩辛と、なんかもういくつか頼んで「おれはこれでいい」と言っていた。心臓を患った経験のある小沢氏は決まって小さいお銚子の熱燗を手酌で大事そうに飲む。自分で決めた本数があって、それを越える時は、周囲に「これ何本目だっけ」などと聞いてみたりする。聞かれたほうも心得たもので、「まだ2本じゃないですかあ」などと返すと、うれしそうに「じゃあもう一本」などと追加したものだった。しょっぱい塩辛に、ビールは進んだ。
長い間、小沢氏としのぎを削った野中氏は、小沢氏を擁護する亀井氏と激しい言い合いとなった。亀井氏は小沢氏を「悪魔」とまで言って対立していた野中氏と小沢氏の間を取り持ち、自自公連立政権を作った経緯のある間柄だ。
●「出るべきものが出た」2009年3月15日OA
一方で、亀井氏の矛先は、「小沢頼み」になっている、民主党議員に向かった。

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