放送アーカイブ

202469日放送

鈴木亮平と学ぶ世界遺産

放送内容

番組ナビゲーターの鈴木亮平と世界遺産について学ぶ特別編。現在1199件もの世界遺産が登録されているが、そもそも「世界遺産とは何なのか?」そこには明確な定義がある。また「世界遺産の価値とは何か?」改めて深掘りしていく。そして、世界遺産に込められたメッセージも。世界遺産を良く知る鈴木亮平が、様々な世界遺産紹介しながら、分かりやすく解説する。

世界遺産の条件は不動産

レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた絵画「モナ・リザ」と「最後の晩餐」。実は「最後の晩餐」が世界遺産である。理由は【世界遺産は不動産であること】という大前提があるから。教会の壁画の「最後の晩餐」は、建物の一部で動かせないから世界遺産なのだ。

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なぜ富士山は文化遺産?

富士山は文化遺産として登録されている。理由は、そもそもの世界遺産の定義【どの国の人が見ても、他に類をみない価値を持つもの】と関係がある。富士山とカタチがそっくりな自然遺産サンガイ山と比較しながら、富士山の文化遺産としての価値を紐解く。

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通称“負の遺産”の持つ意味とは?

世界遺産には、公式な分類ではないが通称“負の遺産”と呼ばれるものがある。戦争や虐殺など人類の歴史の負の側面に関するものだ。ビキニ環礁核実験場もその一つ。海底には核実験で沈んだ日本の戦艦「長門」も。“負の遺産”は人類が過ちを繰り返さないためのシンボルなのだ。

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見栄えのしない世界遺産の価値

世界遺産の中には、小さな穴が登録されているものもある。フィンランドにある穴は約190年前にあけられたもの。それは、地球の正確な大きさを図るための測量点の目印だった。ヨーロッパに34か所ある測量点が、人類の偉業の証として世界遺産に登録された。

写真:放送内容

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