放送アーカイブ

202159日放送

アムステルダムの環状運河地区 〜 400年前に誕生!人工の水上都市

放送内容

オランダの首都アムステルダムは扇形に広がる水上都市。アムステル川河口に高潮を防ぐため築いたダムが街の名の由来になった。国土の1/4が海抜0m以下というオランダは干拓で国土を広げてきた。小さな港町を要とし、外側に3本の運河を同心円状に掘ることで17世紀に街を拡張。運河の両岸には高い建物や街路樹が並び美しく計画的に築かれた。
120年ほど前には水の力で首都を守る45の要塞が街の周囲に配置された。

空から見る 運河の街

アムステルダムを空から見るとユニークな扇形をしているのがよく分かる。環状道路のように運河が走っている。17世紀からあった古い港町を中心に外側に3本の運河を掘り沼地を街へと変えた。運河の両岸にはぎっしりと建物が並ぶ。

写真:放送内容

首都を守る 水の要塞

国土の1/4が海抜0m以下というオランダは水を巧みに操ることで国土を広げ、街を守ってきた。首都アムステルダムを敵から守る目的で19世紀末に築かれた45もの要塞がある。
その方法は、なんと洪水を起こし敵の侵入を防ぐというものだった。

写真:放送内容

大航海を支えた運河

北海へと繋がる地の利を生かし世界の海を股にかけたオランダ。アムステルダムにはその本拠地東インド会社が置かれ、世界中から貿易品が集まった。商人は運河でそれぞれの倉庫に商品を運び保管。運河は多くの船が行き交い、運河沿いの倉庫に荷揚げが行われた。

写真:放送内容

BACK TO PAGETOP