放送アーカイブ

2021214日放送

砂漠が生んだ絶景と古代文明

放送内容

世界遺産の砂漠には驚くべき絶景がある。川をのみ込むアフリカの赤い砂漠やアラビアの奇岩の砂漠。メキシコのカリフォルニア湾沿岸には、火山と砂漠が隣り合わせの不思議な風景が広がっている。そして砂漠にはナゾを秘めた古代文明も生まれた。サウジアラビアの古代遺跡は、砂漠の遊牧民が築いたナゾの都。さらにスーダンの砂漠には黄金が隠された謎のピラミッド群。今回は壮大なスケールの砂漠の世界へ!

風が生んだ!ふしぎな景観

アフリカの赤い砂漠「ナミブ砂海」には風が生んだ絶景がある。風が砂丘を動かして川をせき止めたのだ。干上がってひび割れた白い川底には立ち枯れた木々。赤と白のふしぎな風景だ。さらにメキシコの砂漠にも複数の尾根が交わる星形砂丘。これも風の仕業だった。

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アラビア!ナゾの都

およそ2000年前、アラビアの奇岩の砂漠に遊牧民が築いた王国があった。その都「アルヒジュル」の古代遺跡には、岩山を削って作った神殿のような墓が100も残されている。入り口には技巧を凝らした浮彫り。墓の最高傑作は「孤独な宮殿」と呼ばれている。

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砂漠の大画廊

シルクロードの旅人が行き交った中国・タクラマカン砂漠。川の断崖に「砂漠の大画廊」と呼ばれる石窟群がある。「敦煌・莫高窟」だ。1000年かけて人の手で掘った崖の穴は700。石窟の中は絢爛たる壁画や仏像で埋め尽くされている。

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砂漠に250!謎のピラミッド

アフリカ・スーダンに紀元前8世紀から1000年続いた砂漠の王国があった。建設されたピラミッドは、なんと250。しかしその多くが破壊されている。19世紀、イタリアの探検家が財宝を手に入れるために破壊してしまったのだ。

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