放送アーカイブ

2020419日放送

セラード保護地域 〜 大草原に2500万本!闇に輝く塔

放送内容

ブラジル高原に広がる熱帯の草原“セラード”。その面積は日本の国土の何と5倍!その中で開発の及んでいない2つの国立公園が『セラード保護地域』として世界遺産になっています。セラードには2500万もの土の塔が林立しています。全て自然がつくったもので、大きなものは2m以上。その土の塔、何と夜になると光り輝くのです。1年でも、ほんの僅かなタイミングしか見られない神秘の光景の撮影に成功しました。

乾燥地帯の天然貯水タンク

セラードは、1年の半分近く雨が殆ど降らない乾燥した大地。しかし、世界遺産のひとつヴェアデイロス平原国立公園には、帯状の森が広がっています。豊かな森が生まれた秘密は、草原を取り囲む標高1600mほどの山にありました。

写真:放送内容

光るアリ塚の謎

セラードにあるエマス国立公園に立ち並ぶ2500万もの土の塔。正体はシロアリの巣“アリ塚”です。アリ塚は、雨季の始めの1か月程度だけ、夜になると緑の光が点滅します。世界でもエマス周辺だけでしか見られない不思議な現象…その秘密に迫りました。

写真:放送内容

火事から復活する大草原

セラードでは、雨季が始まると落雷が多発します。雨季のはじめ、草原はまだカラカラに乾いているため、雷が落ちると簡単に火事になります。セラードの植物たちは、火事から身を守るため、驚くべきに進化を遂げていました。

写真:放送内容

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