放送アーカイブ

2018年6月10日放送
カジランガ国立公園

時速50キロで走る

古代獣インドサイは、大きいもので体長4.2m。体重は3.5トンにもなる巨体。それにもかかわらず、なんと時速50キロで走ることができるんです。速く走れるヒミツは、足の形にありました。

水場でケンカ

雨季に大氾濫を起こすカジランガの湿地帯も、乾季になると水が干上がってしまいます。限られた水場を巡って動物たちのバトルが勃発。とても珍しいインドサイ同士のケンカをカメラが捉えました!

赤ちゃんの季節

さらにインドサイの貴重な姿を発見。なんと母乳を飲む赤ちゃんです。雨季の始まりは草食動物の子育てにうってつけ。サイやゾウの赤ちゃんの仕草には癒されます。

インド北東部にある「カジランガ国立公園」。いくつもの沼や湖が点在する広大な湿地帯です。取材をしたのは雨季の始まり。公園の立ち入りが禁じられるギリギリのタイミングに訪れると、野生動物の貴重な姿がたくさん見られました。中でも、目を引くのが恐竜みたいな見た目のインドサイです。3000万年前の古代から、ほとんど姿を変えていません。インドサイの赤ちゃんからケンカまで、大迫力の映像を4Kカメラで捉えました。