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2017年10月15日放送
サンガネブ海洋国立公園とドゥンゴナブ湾=ムッカワル島海洋国立公園

世界初撮影!スーダンのサンゴ礁

港を出航すると戦争中に沈んだ貨物船を発見。積荷は何とクラシックカーでした。たどり着いた「サンガネブ海洋国立公園」は紅海で唯一の環礁です。驚くほど青く透明な海には固有種が多く、独特の生態系が生まれていました。

灼熱の国にサンゴの町

砂漠の入り江に自然が作った丸い島がありました。かつて貿易港として栄えた町です。建物はすべてサンゴを切り出した石材で作りました。サンゴは潮風や湿気に強いのです。スーダンの人々にとってサンゴは海からの贈り物でした。

世界初撮影!ドゥンゴナブ湾

湾に近づくと突然マンタに遭遇。水中カメラマンが追跡です。さらにジュゴンを捜索。ドゥンゴナムの意味は「ジュゴンのいる場所」。砂漠に囲まれた不思議な風景の海は、希少動物の住処なのです。

サンゴが生んだ白い島

サンゴのかけらが打ち寄せて出来た白い島。ドゥンゴナブ湾の沖合にもサンゴ礁がありました。そこは色鮮やかなサンゴの世界。巨大なテーブルサンゴも発見します。スーダンの海には、自然が作った本当の姿がありました。

砂漠の国スーダンの美しいサンゴ礁を、空から水中から世界初のテレビ撮影です。「サンガネブ環礁」と「ドゥンゴナブ湾」の2つの海域は、アフリカ大陸とアラビア半島を隔てる紅海で初めて登録された世界遺産。クルーザーで10日間の船旅です。8月は最高気温が50度に達し海水温も32度。特殊な環境の中でサンガネブ環礁には独特の生態体系が生まれ、砂漠に囲まれたドゥンゴナブ湾には不思議な風景が広がっていました。

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