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2016年9月25日放送
嚴島神社

850年!海に浮かぶ大鳥居のナゾ!

嚴島神社のシンボル、朱の大鳥居は、平清盛の時代から数えて八代目。
およそ850年もの間、どうして潮に流されやすい砂の上に立っていられるのか、極秘資料からそのナゾに迫ります。

台風に負けない社殿のヒミツ

自然の厳しい環境に建つ嚴島神社は、これまで幾度も台風や高潮に襲われてきました。
しかし社殿には、床板や屋根など至る所に、その被害を最小限に留める多くの工夫があったのです。

海底に現る!海の参道

一年を通じて多くの神事・祭事が行われる嚴島神社。
中でも7月の管絃祭は、平安絵巻を彷彿とさせる荘厳な船祭りです。
実はその船の通り道を作るために、地域の人々が海底を掘って、船の参道を作っていました。

世界に類を見ない海上社殿、嚴島神社。850年もの間、どうして海の中に建っていられるのか、そのナゾを探るべく、今回特別に大鳥居と社殿の下に水中カメラが入りました。
そこには、潮にさらされる過酷な環境と共存するための驚きの工夫がありました。
また、美しい社殿を守る屋根の職人にも密着。屋根の素材を電子顕微鏡で見てみると、意外な事実が隠されていました。
先人達の知恵が詰まった嚴島神社のヒミツに迫ります。