放送アーカイブ

2012年9月23日放送
ワッデン海

6時間リズムの神秘

潮の満ち引きで6時間ごとに海になったり、陸地になったり。
ワッデン海では1日4回繰り返される地球のリズムを素足で感じることができます。
今回の取材では大空からの安定した空撮に成功。
水と砂の力で一瞬ごとに変化してゆく“絶景”を浮き彫りにします。

砂底を耕すナゾの生物

豊かな干潟を守っていたのは、砂底を耕すナゾの生物でした。
彼らによって砂底1立方センチメートルあたり、なんと1万以上もの生命が育まれています。

海に沈んだ村

ワッデン海に沈んだ村の遺跡を発見!
失われた村のミステリーを探る一人の男性、時に島が現れ、時に消える不思議な世界…。その秘密を追いました。

地球最大規模の干潟といわれる「ワッデン海」。世界遺産に登録された面積だけでも全長は500km、
オランダとドイツの2カ国にまで広がっています。その最大の特徴はダイナミックな風景の変化です。
潮の満ち引きによって数キロ四方の干潟が現れたかと思うと、いつの間にか同じ場所が全て水に覆われる…。
この繰り返しによって、世界に例を見ないほどの豊かな生態系が保たれているのだといいます。
番組では、干潟に生きるユニークな人間の営みを追いながら、独特な自然の秘密を探っていきます。

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この地域の世界遺産リスト