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2012年4月15日放送
マカオ歴史地区

風水とキリスト

ポルトガル人と中国人との間に生まれた混血の人々”マカエンセ”は、まさに街の象徴。
キリストを信じ、仏を信じ、風水も信じています。異文化の交錯する街を探りました。

中国のリスボン

地面を覆う独特な模様の石畳や、外壁を覆う美しいタイル画…。ポルトガルは故郷そっくりの街並みを中国に再現させました。
そしてさらに街は独自の進化をしていたのです。

マカオはじめて物語

西洋式の灯台や大砲、医療などが初めてアジアに伝えられた窓口がマカオです。
当時、マカオを通じて日本にも西洋文化が初めて伝わりました。その1つが活版印刷機。有名な「イソップ物語」も印刷され、日本人が初めて西洋文学を知る事となりました。られる事となったのです。た。となりました。

カジノの街として有名なマカオ。2006年にはラスベガスの売り上げを抜き、世界一となりました。
でもマカオの本当の魅力は独特な街並みにあります。大航海時代、海を越えてやってきたポルトガルはゼロから街を造り始め、西洋と東洋が渾然一体となった不思議な風景を生み出しました。
そんな街の発展の秘密を探っていくと、日本人との密接な関係が浮かび上がってきました。番組では、知られざるマカオの魅力に迫ってゆきます。

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