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2011年1月30日放送
中国の丹霞地形
1000の滝
変化に富んだ地形と雨は、数千の滝を生み出した。中国赤水エリアは、別名「千滝の故郷」と呼ばれる。
形や大きさの異なる絶え間ない水の流れ…。そんな滝の絶景を捉えた。
名酒“茅台酒(マオタイシュ)”の里
赤水河の清らかな水は、中国を代表する名酒を生み出した。
カメラは、今まで公開される事のなかった伝統的な酒工場で、名酒つくりの秘密を追った。
絶景“雲の海”
丹霞山で、毎年の冬、わずか数回のチャンスで見られる独特な現象が、“雲の海”。山と雲海の織りなす世界には、神が住むと信じられ、古くから多くの文人墨客が魅せられてきた。
絶壁の尼寺
丹霞山の至る所に宗教的な建物が点在する。
絶壁の中腹にあいた天然の洞窟には、尼寺も。
なぜ、あえてこんな場所に建てられたのか?なぜ、この地で出家したのか?
人間と自然との関係を探る。
地球上に存在する多様な地形の違いはなぜ生まれるのか?その答えの1つが、中国の丹霞地形で見られる。「丹霞地形」とは、赤い砂岩の岩盤が侵食された独特な地形のこと。元々の丹霞の意味は、砂岩の「赤さ」を意味する「丹」と、「霞」の多い事から名づけられたという。
2010年、中国全土に600ヵ所以上ある丹霞地形のうち、最も特徴的な6箇所が世界遺産に登録された。実は、複数のエリアが登録された事に重要な意味がある。
侵食の度合いによって地形の成長段階が分けられ、一連の地形の成長過程を読み取る事ができるからだ。番組では 赤い大地に刻まれた地球の記憶を辿る。
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