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2011年2月6日放送
ドゥブロヴニク旧市街

ドゥブロヴニクの始まりは何もない海の岩場でした。
いったいどうやって街を築き発展させたのでしょうか。

16世紀に黄金時代がやってきます。
小さな共和国は交易により巨万の富を蓄え、市民の生活を豊かにするために使いました。

今から20年前、旧ユーゴスラビアの内戦で街が破壊されたドゥブロヴニク。
長年の復旧作業を経て、街を見下ろすことのできるパノラマスポットへと誘うロープウェイが復活しました。

年間940万人の観光客が訪れるヨーロッパ屈指の観光地ドゥブロヴニク。
わずか500m四方の小さな街は「アドリア海の真珠」と呼ばれ、中世ヴェネチアに並ぶ海洋国家として名をはせました。
旧市街にはかつての面影を残す歴史遺産が、今も宝石のようにぎっしりと詰まっています。
20世紀末の内戦で、街は壊滅状態に陥ったが、1995年以降市民たちが再建に着手。建築には破壊前と同じ材料が使用され、壁の彫刻も忠実に修復された。
そして、2010年、長らく放置されていたロープウェイも復旧。
かつての輝きを取り戻した街の姿をパノラマスポットから一望する。

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