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2010年9月5日放送
リオ・ピントゥラスの手の洞窟

858の手

南米大陸の果て、パタゴニア。リオピントゥラス峡谷にある洞窟付近には無数の手形が残っています。大小さまざまその数858、しかし数えてみると右手は31しかなくそのほとんどが左手。
これは何を意味するのか。現地考古学者とともに探ります。

奇妙な絵

壁画の中には「手」以外のものもありました。
これは当時、人々の生活に密接にかかわっていたと思われる動物の画。
今もパタゴニアに暮らすニャンドゥーやグアナコでした。
これらから狩猟民族としての姿を浮き彫りにします。

まぼろしの民

壁画を描いた民はいったい?
パタゴニアの大地から姿を消した先住民たちの悲しい歴史を追います。

南米の果て、パタゴニア。リオピントゥラス峡谷にある洞窟付近には無数の手形が残ります。現代アートを思わせるその数は858。
これは太古の人々がここに生きた証なのです。番組はアルゼンチンの考古学者カルロス・アスチェロ氏とともに壁画に描かれた民の謎を紐解いてゆきます。
いったいいつ誰が何のために描いたのか。またアフリカ、ヨーロッパ、オーストラリア…世界中に残る壁画もあわせて紹介します。

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