出演者インタビュー


第2回 中村俊介さん

――シリーズ3が決定したときの感想は?

まず、テレビをご覧のみなさんに支持されているからこそ、シリーズ3が実現したということだと思うので、すごくうれしく思いましたね。
正直に言って、シリーズ3があるぞという話は、シリーズ2を撮影しているときから、なんとなく聞いていたんですけど、正式に決定したと聞いたときは、またこのメンバーと一緒に仕事ができるんだと、うれしく思いました。一年の半分以上を、ハンチョウの共演者と過ごしているわけですから、もう生活の一部というか、家族のような感覚になってきますよね。今日は、塚地さんはどんなツッコミを入れてくれるのか、今日は(山口)翔悟をどういじってやろうか…とか、毎日、現場へ行くのが楽しいです。

――シリーズ2から3への気持ちの切り替えは?

特に、ありませんでした。シリーズ2から3への間って、約1カ月くらいだったんですけど、その間は別の仕事をしていましたし、気持ちの切り替えはしなくても、シリーズ1から2へと積み重ねてきているものがありますし、チームワークもより深まっていますので、特に、なにをどうするということはなかったですね。もちろん、“よりよいものを創る!”という気持ちはありますよ。

――シリーズ3では安積班個々のキャラクターにスポットが当たるとのことですが?

村雨にスポットが当たる回では、シリーズ3からメンバーに加わる本仮屋ユイカさんと行動するストーリーがありました。今まで村雨が女性と絡むことって、なかったじゃないですか。女性は須田担当だったし(笑)。基本的に、村雨は寡黙な男なんですけど、それが今シリーズでは、本仮屋さんほか別の回でも女性と絡むことがあるので、どう演じればいいのか、ちょっと考えましたね。難しいです。“村雨が人とどう接するか”って、村雨を演じる僕のテーマなんです。果たして、村雨は女性に対して、どんな距離感で接するのか? それって、今まで出てきてない部分なので、それをどう演じるか悩んだ部分ですね。
それとある回では、ある施設で子どもたちに絵本を読んであげるシーンがあるんです。村雨は妻子持ちだけど、今までは、家庭を感じさせる部分って、ほとんど描かれてなかったので、今回、村雨のそんなシーンが見られて、なんかホッとしたところがありますね。ホント、何気ないシーンですけど、テレビをご覧になって、ビックリする方もいらっしゃると思いますよ。僕ら演じる側もテレビを観られる方にも、今までとは違った楽しみになると思いますね。