毎週曜 深夜058分放送

シンクロ日誌

最 終 話

みなさまこんにちは!
スタッフ折戸です。

最終話、いかがでしたでしょうか?

春香、光、黒滝、周、ミオリン——
魅力的で大好きな彼らと会えなくなってしまうと思うと、本当に寂しいです。

本当に、寂しい……………………(涙)

気を取り直して!最後の裏話となります!!

最終話の一番の見どころといえば、やはりプロポーズシーンでしょう!
シンデレラのようなガラスの靴でのプロポーズ……憧れてしまいますよね。
このガラスの靴は、第1話冒頭で春香が履いていたのと同じもの。

本当のガラスでできているため、撮影時はみんなドキドキしながら扱っていました。

キラキラ輝くプロポーズシーンであふれたお二人の笑顔は、本当に美しくて愛おしくて……
主演のお二人が尾碕さんと松本さんでよかったなと、あらためて心の底から思った瞬間でした。

オールアップは、周演じるカルマさんから。
最後の最後まで現場を笑わせてくれる、セクシーチャーミングなお方!
いつも人に気を配り、疲れた顔を一切見せない、大人の余裕とユーモアのセンスに溢れていました。
ラストは春香と光との三人のシーン。尾碕さんも松本さんもカルマさんから離れ難いのか、撮影が終わってもずっとおしゃべりが止まらないほど、名残惜しそうでした。

続いてはミオリン演じる水戸由菜さん!
花束を受け取って嬉しそうにぴょんぴょんと跳ねる姿が、なんとも可愛らしかった……!!
初挑戦の関西弁と元気いっぱいなミオリンというキャラクターに最初は不安そうでしたが、関西弁を何度も確認し、監督の指示を熱心に聞いてお芝居に挑む姿勢。結果として、とても可愛らしいミオリンを演じてくださいました!

続きまして我らが黒滝先輩、八村倫太郎さん。
爽やかな笑顔と現場を盛り上げる明るい言動で、我々スタッフは何度救われたことか……!
そんな八村さん、撮影が終わると毎回必ず仕度場所とは逆の方向に走っていくんです。
それは現場のスタッフ一人一人に「お疲れ様でした!」と声をかけるため。本当に素敵すぎます!
そしてオールアップ直後、先に帰ったと思っていた松本さんが花束を持って登場!粋なサプライズに、思わず八村さんもハグ!素敵なご関係です。

そしてついに、春香と光と共に迎えるクランクアップ……

いつも現場に台本と原作本を持ってきていた松本怜生さん。
撮影する原作の該当シーンを読み込んで、細部にまで光を行き渡らせて撮影に臨み、撮った自分の映像はすぐにチェック。
女装男子という体当たりの役柄に挑みつつ、春香への恋心を隠して彼女の恋を応援する——そんな繊細で難しいキャラクターを自分の中に深く落とし込み演じる姿。
そこにいたのは、紛れもなく神山光でした。それぐらい、見事に演じ切ってくださいました!

そして、尾碕真花さん。
喜怒哀楽がはっきりした純粋で真っ直ぐな春香というキャラクターを、確かな演技力で表現する実力と、説得力。
撮影の隙間を見つけてはモデルウォークの練習を重ね、先生に何度もアドバイスを受けて真摯に取り組む姿勢。
その姿は、真面目で実直な春香そのものでした。
実写版の福永春香は、尾碕真花さん以外に考えられません!

そしてこの作品をキラキラと可愛く美しく、愛にあふれるドラマに作り上げた制作チームのみなさん(私もその一人ですが!)。

「シンデレラ クロゼット」という素敵な漫画を描かれ、撮影現場に何度も足を運んでくださった柳井わかな先生、出版社の方々。
みなさんのおかげで、ドラマ『シンデレラ クロゼット』は作り上げられました!!!本当に、お疲れ様でした!!!

——この作品は「自分らしく生きたい、自分を好きでいたい」と願う春香と光の、等身大を描いた物語です。
それは私自身も、そうありたいと願っていることです。
しかし、口では簡単に言えますが、それがどんなに難しいことか!
そんな時、心に光を呼んで喝を入れてもらいます。

背筋を伸ばし、顔を上げて、ちょっとでも自分を好きになる。

光がかけた魔法は、きっと視聴者のみなさまにもかかっているはずです。
私もその魔法を思い出しては「自分らしい自分が好きだ!」と胸を張って生きていきたいと思います。

ドラマ『シンデレラ クロゼット』全12話、最後までご視聴いただき、本当に本当に、ありがとうございました!!!!

みなさまが、自分らしく生きられる素敵な日々を願って。

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