平塚平八語録
礼儀正しく丁寧すぎて、かえって相手に無礼になる=慇懃無礼と言われる平塚平八。
部下となった西園寺を巧みな話術で利用し、捜査に役立てています。(失敗をも、楽しんでいます。)
そんな平八の話術は、みなさんの生活においても人間関係を構築する上でのコミュニケーションのヒントになるかも!?
慇懃無礼にならない程度に、参考にしてくださいね。
第1話より
相手を褒めて、自発的に行動するように仕向ける。
- 西園寺
- このこと、金田警部に… (知らせますか)
- 平八
- いや、このまま少しだけ犯人を油断させておくのもいいでしょう。それに先に真犯人を見つけ出せば、西園寺さんの大手柄ということになりますよ
- 西園寺
- 大手柄… でもどうやって?
- 平八
- …
- 西園寺
- そうか!本物の凶器を見つけ出せばいいんですよ。それに犯人の指紋が残っているはずじゃないですか。本物の凶器はおそらくあれと似たような物のはずです。
- 平八
- なるほど。さすが西園寺さんです !! でも、今朝の事件だったわけですから、急がないとゴミの回収業者が持って行ってしまうかも
- 西園寺
- あ、じゃあ僕、探してきます!
自分の非を認め、相手に怒る隙を与えず、“○○のおかげ”と褒める。
- 平八
- 西園寺さんはすぐに隠れて下さい。ここは私が一人で何とかします
- 西園寺
- いいんですか?
- 平八
- 西園寺さんのご経歴を傷をつけるわけにはいきません!
- 西園寺
- ありがとうございます
〜ベッドの隠れさせた西園寺に電話をかけ、会話を録音させる平八〜
- 西園寺
- ひどいじゃないですか、一人だけ逃げて、こっちはあれから3時間もベッドの下から出られなかったんですよ
- 平八
- 申し訳ありません。西園寺さんをお守りしようととっさに隠れていただいたばかりに。ただ、おかげで二人の会話を録音することに成功いたしました
- 西園寺
- まあ、そう言っていただけるなら…