現場レポート|火曜ドラマ『女はそれを許さない』
毎週火曜よる10時放送
現場レポート
2014年11月23日
NO.21
持つべきはどんな友?
泰輔くんは以前から言っていましたが、弁護士ではなく、裁判官志望です。法律を志す人にもいろいろあって、麗さんのように「人の役に立ちたい」と思って弁護士になった人、弁護士でも凛香さんのように企業をメインにする人とあるように、起訴する検事、そして最終的に判決をくだす裁判官、裁判にもさまざまあって、と人がいればその人の数だけ法律があるんじゃないかな、と思うくらいやることはたくさんあります。
泰輔くんはその中でも裁判官が最終的に判決をくだすんだから一番いいな、と思っているんですね。そんな泰輔くんはまだ研修中ですから、希望は持っていてもまだどうなるかは分かりません。そして法律を勉強していたって、皆さんおわかりのようにふだんはいたって普通の若い男性です。楽しいこととか彼女のこととか、いろいろ気になるお年頃☆5話で麗さんが工藤さんと二人でごはん食べに行ったこととか気になって気になって仕方ない…って、泰輔くん、麗さんのこと!?いや、わかる、わかるけど!年上でもかわいくてつい守ってあげたくなる気持ちもわかるけど!

「工藤さんとは…」←気になりまくり
えっと…泰輔くん、どうやら今、彼女はいないらしいです。でもこれまでは居たわけで、そんなところに元カノから連絡とか来ちゃったらどうしたらいいんでしょう。でも基本的にいい人なので「相談がある」と言われたら気まずくても会うし、しかも「ストーカー被害にあっている」とか言われたら、ほっておくことなんて出来ないのが人情というもの!だけど、ストーカーにどう対処すればいいかとか、警察でもないしどうしたらいいのかわからない…そんな時に頼れるのは蝶野さん!

一肌脱いで、お前はオレが脱がしてやる
ネクタイをぐっと引っ張って近づく蝶野さんになすすべもない泰輔くん
寺島さん「ここで!?(笑)」
松重さん「ちょっと、少し抵抗するとかして!」

いや、びっくりしちゃって!
そしてもう一度やってみて
松重さん「だから何かリアクションしてってば!こっちが恥ずかしいから!」
溝端さん「いや、今回お世話になるし、泰輔としてはなすがままかなと…」
監督「ここで全部受け入れちゃダメ!まだ最終回じゃないんだからね!!」
溝端さん「え、最終回でぼく、どうなるんですか!?」

それは最終回のお楽しみ!?
なんだかんだで助けてくれる蝶野さん、泰輔くんにとって一番の味方?
だけど、事態はそんなに甘くない。蝶野さんですら見えない闇がそこにあります。元カノとか、そういうことは抜きにして、一人の法律家としてすべきことがそこにあります。指導してくれている忠守さん、研修会での指導でずばりと確信をついてきたり。

友だちだからって庇ったらそれはそれで罪になるよ
逃げたらいけない。逃げたら「逃げた」ことから逃げられなくなる。それは麗さんがかつて居た霧の中、そこに迷い込んだときに手を差し伸べてくれるのは、一緒に居る仲間たち。
上川さん「報道を見たとき、ぼく、離れたほうがいいですか?」
監督「いえ、みんなで泰輔をバックアップしようというみんなの姿勢を見せたいですので、出来るだけ動かないでください。」

報道で知る冷酷な現実
泰輔くんの人の良さ、法律家としての判断に溝端さんは役者として真剣に取り組んでくれます。
溝端さん「『自分は最低です』って言う人って、いいヤツだと思うけど結局助けて欲しいんだ、という甘えに聞こえないか心配なんですけど…」
監督「自分を責めるというより、この泰輔は法律家としての判断がどうか、という思いだったんじゃないかな。だから、元カノとかいうことより、そういう意識を優先させてみよう。」
溝端さん「なるほど、そちら側のほうですか。」

法律家としての泰輔の考えは
自分が逃げたらそこに悲しむ人がいる。麗さんの件を聞いてはいたけど、実際に自分が相談される立場になって初めてわかることもある。次回、泰輔くんがその案件に個人として、元カレとして、男として法律家としてどう向かうのか、どうぞお楽しみに!

だけどやっぱり蝶野さん助けて