『ヤマトナデシコ七変化』の台本を読んだ感想
率直に言って、非常に面白いなと思いました。僕、そもそもコメディ系のドラマが初めてなんです。だからコメディの台本を読んだことがなかったのですが、頭の中に映像が浮かんでくるというか、想像しながら一気に読めました。
内くんの演じる織田武長について
武長は、めちゃくちゃ冷静ですね。実際の僕だったら、絶対にツッコミ入れるやろ~と思うところも、武長はシュっとしていてクールなんですよ。他の3人が自由にアドリブを入れて楽しそうにしているときも、僕は武長キャラを維持しつつのアドリブしか出来ないので…周りのみんなは楽しそうでいいなと思うんですけど…僕は武長を極めようと今は思っています。
石井監督とは何か相談されましたか?
原作の武長は髪が長いんですけど、監督と相談してバッサリ切りました。武長はバカ笑いはしないだろうとか、クールに、冷静に、落ち着いてとか、仕草はそんなに激しく動かないとか、セリフはなるべくゆっくり話すとか…いろいろと話し合っています。
イケメンという設定はどうですか?
僕、自分でイケメンだと思わないから、このドラマはハードル高いんですよ!ものすごくハードル高いから、飛び越えんとくぐろうかなと思うぐらい、高いです(笑)
内くんと武長の共通点はありますか?
全く違いますね。クールの“ク”の字もない!僕は、普段は元気な子やと思いますよ(笑)。
今回、このドラマでチャレンジしていることはありますか?
チャレンジ!?う~ん…。
あっ、体はりました!実は…ワキ毛を剃ったんです!しかもですね…完全に剃り損でございます(笑)。1話で女装シーンがありまして、女性の服を着たんですよ、僕。そこで、何故なのか分からないんですけど、僕だけ「ワキ毛を剃ってくれ」と。「え?ちょっと待って。手越と宮尾くんは剃らないの?」と聞いたら、「二人は上を羽織るから」みたいな…。「武長は羽織らないから、剃ってくれないかな~」って石井監督が言うんです!僕、正直、ワキ毛は剃ったことないんで抵抗があったんですけど、お仕事ですから「分かりました」と言いまして、さっそくメイク室に入り、ワキ毛を剃り始めたら…亀梨がムービーで、「内が今からワキ毛を剃りま~す!」って撮影し出して、「やめろや~」みたいな。そしてね、いざ撮影に挑んだら、いっこも映らなかったっていう…完全に剃り損です。ギャグです!茶番です!いや~体張りましたね。それぐらいですかね、チャレンジしたことは(笑)。
撮影現場はいかがですか?
むちゃくちゃ楽しいですよ。チームワークが非常に良くて、人間関係が密になっているというか、普通の友達のように何でも言い合える仲です。「ここはアドリブにしよう」「俺はこうしたいんだけどいい?」って。テンポも撮影するごとに良くなっていると思います。
清史郎くんも元気でかわいくて、いつもパワーを貰っていますね。
恭平やスナコの持つコンプレッスがドラマのテーマのひとつですが、内くんにとってコンプレックスとは?
誰にでもコンプレックスってあると思うんです。でも僕の場合、すっごくプラス思考なのでコンプレックスをコンプレックスと思わないんです。心は折れやすくて立ち直りも遅いんですけど…ややこしいんですよね、僕の性格(笑)。でも、プラス思考やから「コンプレックスだから嫌やな~」とは思わないんです。人っていうのはひとりひとり違うわけじゃないですか。皆がみんな一緒の性格じゃないし、皆がみんな同じことを出来るかって言ったらそうじゃないし。それってプラスに考えると、その人の個性だと思うんです。だからコンプレックスがあってもいいと僕は思います。
内くんは「本当にかっこいい男」ってどんな人だと思いますか?
やっぱり中身が大事でしょ。僕のイメージは、家族を守るお父さんって感じですね。誰かを守ってる人ってカッコイイと思います。
最後に、視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
『ヤマトナデシコ七変化』1月15日から金曜よる10時から放送が始まります。
誰が見ても楽しいと思えると思いますし、コンプレッスを気にしている方でも、このドラマを見れば、元気や勇気を持てると思います。そして、なおかつスピーディーな展開に「もう終わっちゃったの?」と次週が待ちきれなくなるドラマになっていると思いますので、ぜひぜひ皆さん見てください。お願いします。友達にいっぱい宣伝しちゃってくださ~い(笑)。お願いしま~す!