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2016年5月22日放送

〜町で人を襲い堤防を破壊 群馬イノシシ被害〜

今回は群馬県のイノシシ被害を取材。これまで千葉県の山間部でおこっている農作物の被害を取材してきたが、群馬のイノシシ被害は、河川敷や、住宅街でおこっているというのが特徴的だ。
現場は渡良瀬川、桐生川周辺で、その土手が荒らされている。
イノシシは、ここ数年間で河川の茂みに住み着き、繁殖しており、
管理する国土交通省の調べでは、土手の土を掘り起こし、草や芝の根っこ、ミミズを食べているという。
年々増加してこれまでに900か所以上も被害が確認されている。
このまま放置すると、豪雨で川が増水した時に決壊する危険もあるので、掘られた場所を修復するのだが、その予算も余計にかかってしまっている。
河川敷にある野球のグラウンドでは、地元高校生が甲子園出場を目指して練習をしているが、そのグラウンドが荒らされる被害にあった。その時は練習もできなかったという。
農作物被害は稲、ジャガイモ等。
耕作放棄をする人もいて、そこが茂みになり益々イノシシの住みやすい環境になってしまっている。
そのほかの被害は
(1)軽自動車への追突
(2)コンビニへの突入
(3)追突され、ころんで骨折した人など様々だ。
行政は、捕獲の他に畑を囲む電気柵や、その周辺を刈り払ってイノシシが近づかないようにする等の対策を行っているが、なかなか追いついていない。
特に太田市には猟友会が箱ワナで捕獲をしているが、昨年の捕獲数が500頭を超えて、10年前の約24倍にも上った。そしてそれ以上に生息数は増えたと予測されているのだ。
住宅街に出没するイノシシは、銃器での捕獲ができないため生息数も増えているのでは、と猟友会のメンバーは言う。
被害が人命に及ぶ前に早く対策を講じてほしい。
市町村レベルだけではなく、国や県ももっと協力できることはないか模索してほしい。

(ディレクター 藤林卓郎)

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