あらすじ

(写真) 医者の夫・田向健三(船越英一郎)との家庭を持ち、子どもが授からないという悩みはあるが、イラストレーターとしての仕事もして、なに不自由なく暮らしている主婦・田向ゆき(一路真輝)。この夫婦の住む家の隣に立原さち(高島礼子)が引っ越して来たことから物語は始まる。
一人暮らしらしいさちに「誰かの愛人かも知れない」と興味を示す健三の言葉に一抹の不安を感じながらも、ちょっとしたきっかけでご近所付き合いが始まり、次第にその距離を縮めていくことになるゆきとさち。
2人はどこにでもいる普通の主婦たちのように、多くの時間を共有し、次第に何でも話せる存在になっていく。

(写真) その中で、突然ゆきが、さちから聞かされた“夫(健三)の浮気”話。夫を信じたいと願うゆきの心をもてあそぶように、ひとつひとつ明らかになっていく健三の“嘘”と“現実”が、“夫婦の大切な思い出”さえ消し去ってしまう。“不安”に襲われるゆきが頼るべき心の支えは、もはやさちしかいない。
しかし、刑事・後藤田祐太郎(小林稔侍)の出現と共に、物語は大きく展開する――。