選手紹介

田口 良一
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WBA世界L.フライ級王者
日本L.フライ級王者(防衛なし) - 生年月日
- 1986年12月1日
- 出身
- 東京都大田区
- 身長
- 167cm
- タイプ
- 右ボクサーファイター
- 戦績
- 31戦27勝(12KO)2敗2分
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全成績:31戦27勝(12KO)2敗2分
日付 結果 対戦相手 1 2006/7/19 ○ 1RTKO 4回戦 瀬尾 智宏 (川島) 2 2006/9/27 ○ 3RTKO 4回戦 紺屋 陽広 (協栄カヌマ) 3 2006/12/11 ○ 判定 4回戦 鬼ヶ島 竜 (三谷大和スポーツ) 4 2007/6/6 ○ 判定 4回戦 平野 太誠 (館山牛若丸原田) 5 2007/9/27 ○ 判定 4回戦 大城 和樹 (白井・具志堅スポーツ) 6 2007/11/4 ○ 判定 4回戦 高島 昌良 (横浜光) 7 2007/12/22 ○ 判定 5回戦 中澤 翔 (大鵬) 8 2008/3/27 ○ 判定 6回戦 須江 伸太郎 (小平シシド) 9 2009/2/7 ○ 2RKO 6回戦 サンサクダ・ポータサナポン (タイ) 10 2009/8/1 ● 判定 8回戦 瀬川 正義 (横浜光) 11 2009/12/28 ○ 2R反則 6回戦 田中 敦人 (ドリーム) 12 2010/4/11 ○ 判定 8回戦 中澤 翔 (大鵬) 13 2010/7/28 ○ 6RTKO 8回戦 平川 聖也 (齋田) 14 2010/10/1 ○ 7RTKO 8回戦 大内 淳雅 (角海老宝石) 15 2011/1/28 ○ 8RTKO 8回戦 沼田 慶 (E&Jカシアス) 16 2011/7/5 ○ 判定 6回戦 久田 哲也 (ハラダ) 17 2011/10/15 ○ 6RTKO 8回戦 木村 悠 (帝拳) 18 2012/3/12 △ 引き分け 10回戦 日本ライトフライ級タイトルマッチ
黒田 雅之 (川崎新田)19 2012/7/16 ○ 1RKO 8回戦 ペッチダム・ロンリエンキーララムパン (タイ) 20 2013/4/3 ○ 判定 10回戦 日本ライトフライ級タイトルマッチ
知念 勇樹 (琉球)21 2013/8/25 ● 判定 10回戦 日本ライトフライ級タイトルマッチ
井上 尚弥 (大橋)22 2013/12/1 ○ 判定 8回戦 ライアン・ビト 23 2014/7/5 ○ 判定 8回戦 フローレンテ・コンデス (フィリピン) 24 2014/12/31 ○ 判定 12回戦 WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ
アルベルト・ロセル (ペルー)25 2015/5/6 ○ 8RTKO 12回戦 WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ
クワンタイ・シスモーゼン (防衛①) (タイ)26 2015/12/31 ○ 9RTKO 12回戦 WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ
ルイス・デラローサ (防衛②) (コロンビア)27 2016/4/27 ○ 11RTKO 12回戦 WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ
ファン・ランエンダ (防衛③) (カシミ)28 2016/8/31 ○ 判定 12回戦 WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ
宮崎 亮 (防衛④) (井岡)29 2016/12/31 △ 引き分け 12回戦 WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ
カルロス・カニサレス (防衛⑤) (ベネズエラ)30 2017/7/23 ○ 9RTKO 12回戦 WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ
ロベルト・バレラ (防衛⑥) (コロンビア)31 2017/12/31 ○ 判定 12回戦 WBA・IBF世界ライトフライ級王座統一戦
ラン・メリンド (防衛⑦) (フィリピン)
中学校の時、地元の大田区体育館(現・大田区総合体育館)のボクシング教室でボクシングを始める。
高校卒業直前にワタナベジムに入門。2006年7月には、プロデビュー戦を1RTKO勝利で飾った。
翌年、全日本ライトフライ級新人王に輝くと、2013年には日本L.フライ級王座決定戦を制して、王座獲得。
初防衛戦では「怪物」・井上尚弥に判定で敗れたが、最後まで互角の殴り合いを演じて評価を高めた。
そして迎えた2014年大晦日。WBA世界ライトフライ級王者のアルベルト・ロッセルに挑戦すると、
老獪なベテラン王者を終始圧倒。見事、12R判定勝ちで世界王者に上り詰めた。現在は6連続防衛中。
今年の大晦日には、WBO王者・田中恒成(畑中)との王座統一戦も噂されていたが、田中の怪我で消滅。
その動向に注目が集まっていたが、5月に「激闘王」・八重樫東(大橋)から1RKO勝利で王座を獲得した
IBFライトフライ級王者、ミラン・メリンド(フィリピン)との王座統一戦が決定した。
主な略歴
2006年7月19日
プロデビュー戦で瀬尾智宏(川島)に1RTKO勝利。
2007年12月22日
中澤翔(大鵬)を判定で下し、全日本ライトフライ級新人王を獲得。
2012年3月12日
日本L.フライ級タイトルマッチで、黒田雅之(川崎新田)に挑戦するも、ドローに終わり、王座獲得はならず。
2013年4月3日
日本ライトフライ級王座決定戦で知念勇樹(琉球)を破り、初のタイトルを獲得。
2013年8月25日
日本ライトフライ級王座の初防衛戦で、「怪物」・井上尚弥(大橋)と対戦。下馬評では井上圧勝の声が多数を占めたが、
ゴングと同時に互角の打ち合いを演じた田口。惜しくも判定で敗れたが、その戦いぶりで評価を一気に高めた。
2014年12月31日
WBA世界ライトフライ級王者のアルベルト・ロッセル(ペルー)を相手に世界初挑戦。
2度のダウンを奪うなど、12R判定勝利で王座獲得。
2015年5月6日
井岡と対戦経験もある同級14位、クワンタイ・シスモーゼン(タイ)から5度のダウンを奪い、8RTKOで初防衛に成功。
2015年12月31日
2度目の防衛戦で、同級7位のルイス・デ・ラ・ロサ(コロンビア)と対戦。序盤は劣勢を強いられたが、
左のジャブとボディーでペースを取り戻し、怒涛のラッシュで追い詰めると、9R終了時に相手が棄権。2度目の防衛に成功。
2016年4月27日
3度目の防衛戦で、同級7位のファン・ランダエタ(ベネズエラ)と対戦。元世界王者で、亀田興毅と対戦したことでも
有名だった相手から合計5度のダウンを奪い、11R終了時棄権によるTKO勝ち。3度目の防衛に成功した。
2016年8月31日
4度目の防衛戦で、元WBA世界ミニマム級王者で同級1位の宮崎亮(井岡)と対戦。
リーチ差を活かした左ジャブを中心に宮崎を圧倒し、最大10ポイント差をつける大差判定勝利。4度目の防衛に成功した。
2016年12月31日
5度目の防衛戦で、同級3位のカルロス・カニサレス(ベネズエラ)と対戦。16戦無敗KO率80%超えの前評判とは裏腹に、
アウトボクシングとクリンチを駆使する相手に苦戦。結果は三者三様のドローで、何とか5度目の防衛に成功した。
2017年7月23日
6度目の防衛戦で、同級1位のロベルト・バレラ(コロンビア)と対戦。得意の左ボディーを中心に、序盤から打ち合いに応じると、
9Rには連打でロープ際に押し込み、レフリーストップ。6度目の防衛に成功した。
2017年12月31日
IBF世界同級王者のミラン・メリンドとの王座統一戦。
序盤は、緊張からか固さの見えた田口だったが、徐々に調子を取り戻し、
試合のペースを握っていく。そして迎えた9R終了後、セコンドからの「判定だと分からない。
残り取りにいけ!」との指示を受け一気にギアを上げた田口は、激しい連打でメリンドを圧倒。
惜しくも倒すことは出来なかったが、3-0の判定勝利を収め、見事7度目の防衛に成功。
日本史上3人目となる2団体統一王者となった