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第58回別府大分毎日マラソン

選手紹介(女子)

★4年後のロンドン目指して!日本最強のなでしこランナー達!福岡から再び道は開かれる!


女子男子

マラソンガール 世界へ再スタート
◆中村 友梨香(なかむら ゆりか)22歳

(主な戦績)
[2005] 世界クロカン Jr.6キロ 15位
[2006] 全日本実業団ハーフマラソン 優勝
[2007] 山陽女子ロード 3位(日本人トップ)
[2008] 名古屋国際女子マラソン 優勝(初マラソン)2時間25分51秒
北京オリンピック マラソン 13位 2時間30分19秒
[2009] 都道府県対抗女子駅伝 1区6キロ 1位
選抜女子駅伝北九州  5区10キロ 2位
昨年、彗星の様に現れた女子長距離界のシンデレラガール。天満屋入社と共に駅伝などで地道に力を付け、2008年の名古屋国際マラソンで初マラソン。高橋尚子や弘山晴美(資生堂)など並み居る強豪を振り落として、初マラソン初優勝の快挙を成し遂げ、22歳で北京五輪マラソン代表に選出される。
北京では女子唯一の完走(13位)に終わり、岐阜の実業団女子駅伝でも不振だったが、2009年に入ると都道府県大綱駅伝1区区間賞などで調子を上げてきている。まだ22歳。ベルリンでのマラソン挑戦は見送り、あくまで4年後のロンドン五輪を視野にいれての強化計画で再スタートする。
タレント揃いの天馬屋にあって大らかな性格でもあり、趣味は『スーパー銭湯』

スタミナMAX!小さな『Qちゃん二世』
◆佐伯由香里(さはく ゆかり) 20歳

(主な戦績)
[2007] 全日本実業団 Jr3000m  4位
[2008] 北海道マラソン 初マラソン初優勝
    東日本実業団駅伝 5区 4位
[2009] 丸亀ハーフ
昨年飛躍的にタイムを伸ばし、19歳で迎えた北海道マラソンで初マラソン。
いきなりの初優勝。厳しい夏マラソンを制したシンデレラガールでもある。
その魅力はなんといっても身長!小柄な陸上選手の中でもさらに小柄な143cm。しかも20歳。そんな彼女が小出義雄氏の指導でメキメキ力を伸ばし、あのエリート選手新谷(豊田自動織機)を振り切っての優勝は高い価値がある。
体は小さいがとにかく練習の虫。「ごはんを食べるまで練習は駄目」と小出さんに言わせたほど。千葉県佐原高校時代は無名。とにかく走るのが大好きと言い切るのもQちゃんこと高橋尚子と同じ道を進む20歳の佐伯。はたしてQちゃん二世となれるのか注目が集まる。
あまりの小ささに、遠征時には飛行機で小学生に間違われ、「おもちゃ」を渡されることもしばしばあるらしい。

大学界無敵のスーパーエース
◆小島 一恵(こじま かずえ) 21歳

(主な戦績)
[2006年~2008年] 全日本大学駅伝、全日本選抜駅伝 区間新記録更新
[2005年~2007年] 都道府県対抗駅伝 区間賞
[2008年] 横浜国際女子駅伝 日本代表 4区 区間2位
     日本インカレ5000m 2位(日本人1位)
Jr時代から注目を集めた逸材。立命館宇治高校時代にも3年連続のインターハイ入賞、2年連続世界クロカンジュニア代表と活躍する。大学に入っても、5000mの日本ランクでは大学NO.1。頭一つ抜けた存在でもある。
しかし彼女の強さはトラック以上にロード。都道府県対抗駅伝では高校~大学で3年連続区間賞。10キロのアンカーを務めた昨年と今年も区間3、2位と活躍し、京都の5連覇に大きく貢献。距離への耐性も付けつつある。全てのレースで区間賞を総なめにする大学駅伝界ではまさに無敵。昨年は横浜で初のナショナルチーム入りを果たした。今後の活躍が大いに期待される選手でもある。
同級生の新谷仁美(にいや ひとみ:興譲館~豊田自動織機)とは高校時代からしのぎを削るライバル。
1期下の小林祐梨子(豊田自動織機)とは合宿を共にするなど公私ともに仲が良い。「年は私が上だけど今の実力は向こうの方が上」とは本人談 目標は高橋尚子。将来はマラソンを走りたいとの事。
[その他 出場予定選手]
清水裕子(積水化学)、沼田未知(立命大)
女子は『ロンドンを目指す若きランナーたちがクロカンに挑む』と言うテーマになる。北京で悔しさを味わったランナー、4年後を睨む新星ランナーが対決。そこから今後の女子長距離界が透けて見える公式を出していく。
まずは北京で世界を知った22歳の中村(天満屋)。敢えて世界と戦うために必要だとしてクロカンを選んだ。そして同様に、北京で惨敗した日本長距離界に彗星の様に現れた存在、佐伯(アルゼ)20歳。今度はクロカンで強化を進め、同じく4年後の代表を夢見ている。そこに大学長距離界のエース小島(立命大)21歳などが絡み、今回のクロカンが4年後の世界を睨んだ新たな選手たちの戦いの場となる。
さらに、まだエントリーしていないが、昨年は病でオリンピックを逃した19歳の絹川(ミズノ)、世界で勝負出来る唯一のトラックランナー、20歳の小林(豊田自動織機)も走れば、『ベルリンを睨んだトラックランナーの始動』という違う見方が生まれる。福岡からもう一度世界を夢見る、辰巳と言ったベテラン勢のリスタートにも注目だ。 VTRは中村、佐伯を準備予定。短いレースの中で、若さ溢れる次代のホープを紹介していく。