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第58回別府大分毎日マラソン

みどころ

 『草原の格闘レース』とも評される陸上のクロスカントリー。何故なら中距離からマラソンまでのランナーが揃うため、勝つのがもっとも難しいと言われるからである。走るコースは野原や草原の起伏に富み、なおかつ不整地。平地でもカーブや複合コーナーまであり、位置取り、駆け引きなども要求されるため、マラソンとは違った過酷なレースである。

 それだけに『クロカンを制するものは世界を制する』。

 例えばマラソンで2時間3分台の世界記録を更新した「皇帝」ゲブラセラシェ(エチオピア)は日々のトレーニングでクロカンを走る。さらに男女共に北京オリンピック5000m・1万m2冠を達成したベケレ、ディババ(共にエチオピア)は世界クロカン優勝経験者。日本でもトラックの第一人者福士加代子(ワコール)、マラソンアテネ金メダルの野口みずきなどもクロスカントリーで力を付けた選手たちだ。

 日本は北京では不振を極め、男女共にマラソン、トラックとも入賞は0。4年後のロンドンへ課題を残した日本長距離陣が、建て直しの舞台に選んだのが福岡国際クロスカントリーなのだ。

 激しいアップダウンと高速コーナーが同居する「海の中道海浜公園クロスカントリーコース」は、2006年世界クロスカントリー選手権のコースだけに、再び世界を狙うものには申し分ないレースだ。ここで繰り広げられる北京五輪代表のアスリートたち、そしてベルリン経由で世界を望むアスリートたちの激しい格闘を熱く伝えたい!

●『草原の格闘レース』〜自然と闘い、自分と闘い、ライバルと闘う、過酷なレース
●世界で闘うランナーのベースこそクロカン〜クロカンを制するものは世界を制する!
●今年はベルリン世界陸上の年〜不振に喘ぐ日本が描く打開策...このクロカンで結果を残せ!
●世界を目の前にして、新たなるヒーロー、ヒロインの誕生は?

[コメンタリー]
クロカンキャスター:荻原次晴(スポーツキャスター)
MC:高畑百合子(TBSアナウンサー)
総括:澤木啓介
男子解説:金哲彦 (ニッポンランナーズ代表)
女子解説:増田明美(スポーツライター)
実況:田中友英(男子)
  :桜井浩二(女子)
REP:服部義夫、石田一洋
※ゲストが別途入る可能性ありです