参院選関連ニュース17日間にわたる選挙戦、各党の訴えは

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参議院選挙の投票日まであと2日となりました。
17日間にわたる今回の選挙戦で、各党は何を有権者に訴えているのでしょうか。

各党は様々な工夫を凝らし、有権者にアピールしています。
各政党が参院選に向けそれぞれ作成した公約や目玉となる政策をまとめた冊子やパンフレットの表紙をみても、非常に短い簡潔な言葉を駆使し、いかに有権者の心をつかもうとしているのか、その工夫のほどがうかがえます。

まずは、与党がこれまでに何を訴えているのかを見ていきます。

「政治を安定させ、しっかりと政策を進めていくこと。これが日本の未来に繋がっていきます。そして子どもたちの未来に繋がっていく」 (自民党・安倍晋三総裁)

「政治の安定がなければ生活の安定もありません。政治の安定そのものが目的ではありません。安定させて何をやるかということが大切なんです」 (公明党・山口那津男代表)

与党側は、「政治の安定」をキーワードに6年半政権を維持してきた実績を訴え、自民党は国民総所得が過去最高を記録するなど、アベノミクスの成果を強調。 公明党も、連立のパートナーとして政権を支えてきた実績を背景に、社会保障などに今後も力を入れていく姿勢をアピールします。

野党側はどのような戦いを展開しているのでしょうか。
全国に32ある「1人区」で共闘する立憲民主、国民民主、共産、社民の各党は、「生活」や「暮らし」を守るとして、与党と対決姿勢を全面に打ち出しています。

「この参議院選挙、おひとりおひとりの暮らしの安心を取り戻す、その第一歩を記す、そんな選挙にしていきたい」(立憲民主党・枝野幸男代表)

「議論できる国会、その議論のなかで解決策を見出すことができる国会に変えていきたいと思う。そうじゃなければ、皆さんの生活を守ることができないからです」 (国民民主党・玉木雄一郎代表)

「(求められているのは)家計を応援し、格差と貧困を正し、国民の皆さんの誰もが暮らしの明日に希望を持って暮らすことのできる政治への切り替えです」 (共産党・志位和夫委員長)

「国民の暮らしの安心と、そして平和がかかった、とてもとても重要な選挙であります」(社民党・吉川元幹事長)

この4党は、憲法や安全保障で政策に違いがあるため、アベノミクスで格差が広がったとして、年金制度の見直しや子育て費用の充実、消費増税の凍結など“暮らし”や“生活”に関わる分野で共闘しています。

「僕らは野党で、今の自民党をぴりっとさせるには、真正面から政策の議論、今の年金の話もそうです。そういう議論ができるまともな野党が日本に必要だ」(日本維新の会・松井一郎代表)

一方、野党の中で独自の戦いをするのが日本維新の会です。
政府には「是々非々」で対応し、憲法改正論議を進めることを訴えています。

こうした各党の訴えを有権者はどう受け止めるのでしょうか。
投票率次第で、選挙結果が左右されることも予想されます。投票は2日後です。(7月19日11:39)


CS放送 TBS NEWS

7月21日(日)よる7:54放送

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