参院選関連ニュース自民、「自衛隊明記」をマンガで説明

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自民党は7月の参議院選挙に向け、憲法9条に自衛隊を明記する党の憲法改正案を紹介したマンガのパンフレットを発表しました。

パンフレットは若い有権者をターゲットに、憲法改正に向けた自民党の条文案の1つ、「憲法9条への自衛隊明記」についてマンガで紹介しています。

「“自民党は憲法9条を改憲する”という誤解を持っている方もたくさんいるので」（自民党・下村博文憲法改正推進本部長）

下村憲法改正推進本部長は、自衛隊の明記は「9条の2として付け加える加憲」だと強調、参院選をきっかけに議論を盛り上げたい考えです。ただ、公明党は選挙公約で自衛隊明記について「慎重に議論されるべき」との文言を新たに盛り込んでいて、与党間で温度差もうかがえます。

野党側では、立憲民主党が憲法について、「解散権の制約や知る権利の尊重」について「議論を進める」とする一方、自衛隊の明記には反対を表明。国民民主党は、「現行憲法の基本的理念と立憲主義を維持しつつ、未来志向の憲法を議論する」としています。 (6月27日23:06)